「かしこいモリー」の力
I南小学校での朝の読み聞かせに呼んでいただいた。
担当は6年2組。
プログラムは
絵本 こしぬけウィリー (児童図書館・絵本の部屋) アンソニー・ブラウン作 久山太市訳 評論社
おはなし かしこいモリー イギリスの昔話
始まる前、廊下で教室の中をうかがったら、変声期に入った男の子がわいわいやっている。後ろの方ですねたようにすわっている子もあり、これは大変なクラスかもしれないと心配した。
ところが思いのほか、絵本の表紙を見せたとたん「おっ、サルだ」「いやゴリラだ」と関心を持ってくれる。中表紙のバナナにも「おお、バナナ」との声。静かにきいて、笑うところでは笑ってくれた。
「かしこいモリー」は高学年で語るのは、初めてだ。食いつくような目をして聞いてくれた。うしろにいて、はじめうつむいていた子が、途中からしっかり顔を上げてききだしたのが、感激だった。このおはなし、1年生の子から大人までひきつける力がある。すごいと思う。おはなしって面白いなと思ってもらえれば、嬉しい。
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そらこさん
ご無沙汰です。お元気で活躍うれしいです。
最近ばたばたでブログの更新もままならずでした。
「かしこいモリー」は私も持っているのですが、今月のおはなしの箱の勉強会でも出ました。そこで『髪の毛一本橋』はどんな橋にしている?というのが話題になったんですよ。私は文句なく髪の毛一本橋です。モリーはそんな橋でもスルリとわたっちゃう身軽さん。他の方はそれはありえないから細~い橋とかいろいろ出ておもしろかったです。そらこさんは?
このお話は子どもたちよく聞きますよね。
投稿: margaret | 2009年3月20日 (金) 07時15分
マーガレットさん
いらっしゃいませ~。年度末は忙しいですね。
わたしも、1年の記録のまとめなどで、あたふたしています。
髪の毛一本橋、そのものを考えていらっしゃるのですねえ。わたしは、ほそーい縄が1本あって、ピンとはっているのではなく、すこしたわんで、ゆらゆらするような橋を考えていました。イギリスのおはなしなので、髪は金髪でしょうか?
子どもたちは、2回目3回目の「髪の毛一本橋」をいうと、にこにこして隣の子と顔を見合ったりします。どんな橋を想像しているのでしょうね。
投稿: そらこ | 2009年3月20日 (金) 22時30分