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お行儀は悪くても

今年度は4回目で最後の、G西保育園、年長さんストーリーテリングによるおはなし会。

この園は大がかりな改装中で、園舎の裏に車をとめてほしいといわれた。ところが、そこへ行きつくまでが、田んぼの中のとっても細い道で、このまま行くと、行き止まりになるのではないかと不安だった。無事たどりついて、よかった。

プログラムは

 手遊び やすべえじじい *
 こぶじいさま 日本の昔話 *
 雌牛のブーコラ アイスランドの昔話
 手遊び あたまはてんてんてん まどみちお詩
 アナンシと五 ジャマイカの昔話

子どもたちは、もう元気いっぱいで待っていてくれた。

一番手の私がすわると「むかしのはなし?」と聞いてくる。そうだよ「日本の昔話、こぶじいさま」というと、「知ってる~」とひとりの男の子。「雨が降って……」と話し出したので、私の語るのと少し違うバージョンだなと思い、「同じがどうかよくきいていてね」と語り始めた。
みな、うれしそうに聞いてくれて反応がいい。こぶじいさまが、鬼の踊りに誘われて外へ飛び出すところで、とても喜んだ。ここを面白がってくれるのは望んでいたことだけれど、はじめてのことで、びっくりした。そんなに上手く語れたのだろうかなどと、考えたら、欲が出て、もっと上手く語ろうとしたものだから、急に緊張して、そのあとは散々な語りだった。いけないいけない。

「雌牛のブーコラ」は、語りはじめて早々に子どもたちが、「子牛はどうなったの?」ときいてきて、語り手が答え、そのあとも「雄牛ってなに?」「ノミってなに?」と質問が出て、そのたびに語り手が答えて、少し切れ切れになってしまった。こういうとき、どうしたものかと思う。お話の流れを妨げないためには、答えずにそのまま続けるのがいいかもしれないけれど、それはそれで、一方通行なような気もする。バランスの問題で、難しいところだ。

お話が終わったところがちゃんとわかって、最後の1文の前に「おしまい」を子どもたちの方から言いかけたのが、すごいと思った。

「アナンシと五」が始まったときには、子どもたちはもうくたくた。寝転がったり、隣の子とおしゃべりを始めたが、魔女が「五といったものは死んでしまえ」と唱えるところが、ぐっと聞き出した。ラストもちゃんと予想している。

この子たちはお行儀がいいとは決していえないけれど、聞く力がすごくてぎていると思う。

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