話の余韻? 「ルンペルシュティルツヘン」
今朝は高学年の朝の読み聞かせ。
わたしの担当は5年1組。おとなりの2組は、今日からインフルエンザで学級閉鎖になったけれど、1組は元気で、お休みは二人だけだ。
グリムの昔話の「ルンペルシュティルツヘン」を語った。
このおはなしは私が語ると11~12分ぐらいになる。朝の読み聞かせの時間は10分なので、いままでずっと語らずにいた。ほかの学校で語るとたいてい子どもたちは熱心に聞いてくれるので、自分のホームの学校で語らないのはなんとも惜しいと思っていた。いつも、だいたい時間より早く教室にはいって、持ち時間が12、3分はあることが多い。そこで、思い切って語ることにしたのだ。
だいたいのクラスが読み聞かせがあり、それから朝の会になる。ところが、このクラスの先生は、朝の会を先にやってしまわれた。そこで、いつまでが持ち時間かわからなくなり、10分よりすこし時間がかかりますがいいでしょうか?とお尋ねすると、「はい、朝の会が終わってますからいいですよー」と陽気にいってくださった。
語り始めると、やっぱりとてもよく聞いてくれた。
語り終わると、しんとして、何の言葉もない。そこで「おしまい」というが、まだしばらく言葉がなくて、びっくりした。そのうち、ああー終わったかというような雰囲気になった。
ラストが強烈だから、この反応もうなづける。今日はすこし軽めに話したつもりだったのだが。朝に持ってくるには重過ぎるだろうか。
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