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2008年11月17日 (月)

異次元へ連れて行かれない?

年に3回おじゃましているK2幼稚園、年長さんのおはなし会。もう11月も半ばを過ぎ、晩秋といえる季節なのに、今年はあたたかい。午後、窓をあけはなった教室で語った。

プログラム
 風の神と子ども 日本の昔話 *
 手遊び いもにめがでてはがでてポン
 スヌークスさん一家 ウィリアムズ作

「風の神と子ども」は、今年おぼえて、子どもの前では初語りだ。先週の金曜日に勉強会があり、仲間の前で語ったところ、イメージがぜんぜんできていないという厳しいお言葉ばかりいただいた。でも勉強会ではものすごく緊張したせいだ。子どもの前では大丈夫だろうと、楽観的に考えてのぞんだのだ。集中して語れたし、子どもはしっかり聞いてくれた。でも、相方に聞くと「うーん」と渋い顔。おはなしはちゃんと伝わっていた。でも、遠くにいってきた感じがしない、暗い道を遠くまで歩いていった感じがしない、というのだ。彼女はわたしの「風の神と子ども」をはじめて聞く。勉強会と同じことをいわれたということは、やはりイメージが足りないのだ。かなりショックだった。今年は、まだ2回語る予定なのだが、そのへん、イメージを膨らませられるだろうか。

手遊びは、本当は「いーもにめがでて、はがでて、ジャンケンポン」をしてチョキのウサギをつくり、ウサギの手遊びをしようと思っていたのだが、「勝った!!」と大声があがって、予想外に喜んでくれたので、じゃんけをくりかえした。最後に「おばさんはウサギが好きなんだよ~」とチョキを見せて、じゃんけんでチョキを出すのを2回した。理解してグーを出す子とよくわからずにチョキを出す子といて、さまざまだなと思う。

「スヌークスさん一家」は、子どもたちは、語り手と同じようにくちびるを動かしていた。最後まで語って、またもとにもどったが、終わらずに最初からはじまったことに気づかないようすだ。まだ、無理だったかなあ?

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おはなし・ぽぴんず(ストーリーテリング)」カテゴリの記事

コメント

まあ、そらこさんも「スヌークスさん一家」を語られるのですね。私も語るのですが、子どもって一生懸命次はこれだよーって口をひん曲げるのが楽しくってしょうがないです。こっちまで笑わないようにするのに一苦労。
私もまた語ります。いつもそらこさんのブログでそうそうあの話もあったと思い出させてもらって語れるので感謝してます。
元にもどってもわからないで聞いている子どもたちもまたかわいいですー。

マーガレットさん

いえ、「スヌークスさん一家」を語るのは相方です。これを語るのは恥ずかしいといいながらも、いつも楽しそうに語っています。子どもたちがするのが、見ていて楽しいです。そういうわたしもいつのまにか真似しているのですが……。
わたしも、マーガレットさんのブログを見て、おおこれもおぼえたいと思うのですよ。
お話をおぼえて、聞いて楽しんでくれる子がいるというのは、幸せですよね。

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