小さな子をひきつける工夫
ひよこちゃんのおはなし会。
今年度も冬になり、常連さんが多くなってきた。1か月おいて会うと、ぐんと成長しているのがわかって楽しい。0歳、1歳、2歳の子の成長は日増しだ。
今日は8組の親子で子どもは12人。来年から幼稚園の年少さんにあがる位の男の子が二人いて、こちらの呼びかけに応えてくれるし、小さな子たちもニコニコしてみていてくれたので、たのしいおはなし会になった。
プログラムは
ミニ人形劇 くまさんのおでかけ *
絵本 ひよこ (はじめての絵本たいむ) 中川ひろたか文 平田利之作 金の星社 *
絵本 ママだいすき まとみちお文 ましませつこ絵 こぐま社
絵本 でんしゃなにかな?―てっきょうてっちゃん (はじめてであうえほんシリーズ) やまもとしょうぞう文 いちはらじゅん絵 くもん出版
手遊び いもにめがでてはがでてポン *
手遊び 前にだして、横にだし、上にあげてポン *
絵本 おふろにおいで (ぽかぽかえほん) ひろかわさえこ作 アリス館
紙芝居 ともちゃんのぎゅうっ! 田村忠夫脚本 いちかわなつこ絵童心社
紙芝居 おかあさんみーつけた 加藤晃作・画 教育画劇
『ママだいすき』は、いろいろな動物が出てくるけれど、あまりページのつながりがない。以前、どういう風に読んだらいいのだろうと、ブックサポーター(ブックスタートと同じようなボランティア)で話したことがある。今日子どもたちがこの絵本をみるときの、とても嬉しそうな表情を見て、なるほどと思った。まず、よく知っている動物が出てくるのが子どもたちにはとても嬉しい。そして、何をしているのか、親子で話し合える。
『でんしゃなにかな?―てっきょうてっちゃん (はじめてであうえほんシリーズ)』は、それまで自分のおひざで自動車の本を読んでいる男の子が、ぱっと顔を輝かせた。男の子って、ほんとうに乗り物が好きだ。
紙芝居のお薦めは『ともちゃんのぎゅうっ!』。ともちゃんが、ケチャップや歯みがきこなどをぎゅうっ!とすると素敵なことがおきる。場面をひいたときに次の場面がぱっと現れる場面展開が鮮やか。読み手が「ぎゅうっ!」にアクセントをおいて読みながら場面をひいたので、特に引き立ち、子どもたちをひきつけた。
赤ちゃん向けのおはなし会では、子どもたちをひきつける工夫がちょっといる。仲間の読み方を見ていると、とても勉強になる。
« 反応なし――プログラムのしくじり | トップページ | 誰もきいていない!! »
「ひよこちゃんおはなし会」カテゴリの記事
- K市立図書分館 ひよこちゃんのおはなし会 時間をかけてたっぷりと(2024.08.15)
- K市立図書分館 ひよこちゃんのおはなし会 フクロウとほくろ(2024.07.19)
- K市立図書分館 ひよこちゃん 0~1歳さんと2~3歳さん(2024.06.20)
- K市立図書分館 ひよこちゃん 読み継がれていく絵本(2024.05.16)
- K市立図書分館 ひよこちゃん これからも来てね(2024.04.18)
コメント