« 反応なし――プログラムのしくじり | トップページ | 誰もきいていない!! »

2008年11月27日 (木)

小さな子をひきつける工夫

ひよこちゃんのおはなし会。
今年度も冬になり、常連さんが多くなってきた。1か月おいて会うと、ぐんと成長しているのがわかって楽しい。0歳、1歳、2歳の子の成長は日増しだ。
今日は8組の親子で子どもは12人。来年から幼稚園の年少さんにあがる位の男の子が二人いて、こちらの呼びかけに応えてくれるし、小さな子たちもニコニコしてみていてくれたので、たのしいおはなし会になった。

プログラムは
 ミニ人形劇 くまさんのおでかけ *
 絵本 ひよこ (はじめての絵本たいむ) 中川ひろたか文 平田利之作 金の星社 * 
 絵本 ママだいすき  まとみちお文 ましませつこ絵 こぐま社 
 絵本 でんしゃなにかな?―てっきょうてっちゃん (はじめてであうえほんシリーズ) やまもとしょうぞう文 いちはらじゅん絵 くもん出版
 手遊び いもにめがでてはがでてポン *
 手遊び 前にだして、横にだし、上にあげてポン *
 絵本 おふろにおいで (ぽかぽかえほん)  ひろかわさえこ作 アリス館
 紙芝居 ともちゃんのぎゅうっ! 田村忠夫脚本 いちかわなつこ絵童心社
 紙芝居 おかあさんみーつけた 加藤晃作・画 教育画劇

ママだいすき』は、いろいろな動物が出てくるけれど、あまりページのつながりがない。以前、どういう風に読んだらいいのだろうと、ブックサポーター(ブックスタートと同じようなボランティア)で話したことがある。今日子どもたちがこの絵本をみるときの、とても嬉しそうな表情を見て、なるほどと思った。まず、よく知っている動物が出てくるのが子どもたちにはとても嬉しい。そして、何をしているのか、親子で話し合える。

でんしゃなにかな?―てっきょうてっちゃん (はじめてであうえほんシリーズ)』は、それまで自分のおひざで自動車の本を読んでいる男の子が、ぱっと顔を輝かせた。男の子って、ほんとうに乗り物が好きだ。

紙芝居のお薦めは『ともちゃんのぎゅうっ!』。ともちゃんが、ケチャップや歯みがきこなどをぎゅうっ!とすると素敵なことがおきる。場面をひいたときに次の場面がぱっと現れる場面展開が鮮やか。読み手が「ぎゅうっ!」にアクセントをおいて読みながら場面をひいたので、特に引き立ち、子どもたちをひきつけた。

赤ちゃん向けのおはなし会では、子どもたちをひきつける工夫がちょっといる。仲間の読み方を見ていると、とても勉強になる。 

« 反応なし――プログラムのしくじり | トップページ | 誰もきいていない!! »

ひよこちゃんおはなし会」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 小さな子をひきつける工夫:

« 反応なし――プログラムのしくじり | トップページ | 誰もきいていない!! »

Amazonアソシエイト

  • 野はら花文庫は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • Amazon、Amazon.co.jpおよびAmazon.co.jpロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

NetGalley 本の応援団

  • グッドレビュアー
  • プロフェッショナルな読者