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こわいおはなしは先生のそばで

急に寒くなってきた。

H保育園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会。

プログラムは

 ヤギとコオロギ イタリアの昔話
 手遊び むしかご *
 三枚のお札 日本の昔話 *

前回、子どもたちがどうも落ち着きがなくて、こちらも集中して語れなかった園だ。今日はどうだろうと思って、部屋に入っていくと、「えーっ、今日はふたりなの~」のブーイングが起こった(前回は3人が語ったのだ)。意外に子どもたちはおはなしを楽しみにしていてくれたのだろうかと嬉しくなる。

『ヤギとコオロギ』は、語り手がまず虫の鳴き声の話をしてから語りはじめた。最初のうちおはなしの前のおしゃべりの気分がぬけずそわそわしていたが、ロバ、犬、と動物が出てくるとおはなしにのってきた。(ヤギをやっつけるのは)「トラじゃないとだめだよ」「ライオンだよ」と男の子たちがいいだす。そして、コオロギが登場すると「虫じゃだめだよ~」との声。はたで聞いていたわたしはおかしくて、くすくす笑うのをこらえた。ラストでコオロギがどうやってヤギをやっつけたのか、少しわからなかったかもしれない。年長さんではまだ理解できないのだろうかと、おはなし会のあとで先生たちといっしょに話した。

『三枚のお札』はわたしが語った。わたしが「三枚のお札を語るよ」というと、ひとりの男の子が急に立ち上がって先生のそばへ行き、そのあと、数人の男の子が続いて先生のところへ寄っていった。あとで聞くと、その子たちは「怖いおはなしだから先生のそばに行こう」と寄っていったとのこと。なんともほほえましい。

おはなしは、はじめ座っている場所が移動したこともあって落ち着かなかったが、やさしいばあ様がおにばばに変身あたりから、息をつめて聞いてくれた。
前回の課題、小僧さんが大根穴に隠れてからも、気を抜かないように語ったのが功を奏したか、子どもたちがよかったか、最後まで集中して聞いてくれた。あら?と思ったのは、ラストの落ちで思ったほど喜ばず、「おしまい」といってもポケーとしていたこと。おにばばが食べられちゃったの、わかったんだろうか?と、少し心配になる

このおはなしは、たぶん今日がこの秋の語りおさめだ。また来年語りたい。

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おはなし(ストーリーテリング)」カテゴリの記事

コメント

そうそう、こひつじ文庫でも、こわいお話のときはじりっじりっと下がって、最後にぴょんとお母さんのおひざに行っちゃうんですよ。かわいい。
「ここぞとばかりもちにはさんでぱくっとくってしまった」が一気に終わってしまいますからね。その早さにまだ着いてこられないんでしょうかね。?

マーガレットさん

こわいおはなしを聞くときに座るひざがあるっていいですね。

ラストの早い展開についていけないのは、そうかもしれません。豆になって、どうなるんだろうと思ったら、ぱくっとなって、へ?と思っているうちに終わってしまうのかもしれません。小学生や、すでにおはなしを知っている子はわかるのでしょうけれど。
結末句までに間をもたせて、理解する時間をとるといいかなあ。

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