４年生に「かしこいモリー」

昨日の朝（このところ、こちらに書くのがいつも１日遅れ）は、すけっとで行っているＩ南小学校の１５分の読み聞かせ。マイタウンの小学校より５分長いので、すこし長いお話もできるのがうれしい。担当は４年２組。

プログラム
　絵本　だるまだ! (ciel books)　　高畠那生作　長崎出版
　おはなし　かしこいモリー　イギリスの昔話

プログラムのふたつとも、わたしにはちょっとドキドキだった。『だるまだ! (ciel books)』は、このナンセンすを楽しんでもらえるかどうか？　そして「かしこいモリー」は小さな子向けすぎはしないか？　いつもは１年生の３学期に語るので。

どちらも心配いらなかった。『だるまだ! (ciel books)』は、ものすごく一生懸命絵を見て、おもしろがってくれた。

そして「かしこいりー」を、こんなに真剣に聞いてくれるとは驚いた。女の子が捨てられるところから、４年生の子もやっぱりひきつけられる。そして、モリーの挑戦に胸をおどらせ、緊張、安堵を繰り返す子どもたちの反応がはっきり感じられる。さらに、大男とおかみさんがモリーにまんまとだまされるところを、おもしろがってくれる（おかみさんがかわいそうという反応がいままでよくあったのだが）。ああ、４年生になると、しっかりお話がつかめるのだと思った。