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よく知っているお話

春休み、夏休み、冬休みに行かせてもらっているK児童館でのストーリーテリングのおはなし会。

猛暑が続く中、昨日は突然やってきた大嵐で久々にひんやりした。一夜明け、晴れ渡って暑いけれど、まださわやかさを少し感じられる午前中に時間をいただいた。

プログラム
 詩 うさぎ まど・みちお        *
 おはなし 赤ずきん グリムの昔話 *
 てあそび めめめめめめはな    *
 おはなし おばあさんとブタ イギリスの昔話

前回、小さな子がちょこちょこしたりしたので、先生方が気をきかせて、5歳以上の子に限定してくださった。子どもたちは15、6人で中学年の子が多い。小さな子は5歳くらい? 赤ちゃんとおねえちゃんをつれたお母さんもいらっしゃった。

「赤ずきん」はとてもよく知られているお話だ。何年か前に保育園で一度だけ語ったのだが、どうも感触がよくなかった。子どもたちが興味をもつのは、例の「おばあさんの耳なんて大きいの?」「おまえの声がよく聞こえるように」のくだりだけれど、そこにいたるまでが長い。それにほとんどの子がお話を知っていて、赤ずきんは助け出されるとわかっているから緊迫感がない。
有名ということでは「おおかみと七ひきの子やぎ」も同じだ。おおかみに食べられるところもそっくりだ。だが、こちらは、なぜか子どもたちは集中して聞く。どうしてだろう。
「七ひきの子やぎ」は、前半おおかみのたくらみを子やぎが2回見破り、3回目にとうとうだまされてしまう。ところが赤ずきんは、いとも簡単にだまされてしまうのだ。そこが弱くて、子どもたちは赤ずきんになりきれないのかもしれない。
赤ずきんは、純真(よくいえばそうだが、悪くいえばおばかさん)だ。その赤ずきんをずる賢いおおかみがだます。その様子を第三者的に見る、ちょっと大きい子向けのお話かもしれないと思った。そこで、赤ずきんとおおかみの対比、ストーリーのはこぴをていねいに心がけて語ってみた。静かに聞いてくれたけれど、子どもたちは本当のところどうだったのだろう。小学生位になると子どもたちは礼儀をちゃんとわきまえていて、まじめに聞いてくれるからこわい。

「おばあさんとブタ」は軽妙な語りで、子どもたちはさまざまな楽しみ方をしていた。語り手といっしょにつみかさね言葉をいっている女の子、犬、棒、水、火と、ジェスチャーをしながら聞いている子。
先日、おはなし会のボランティア講座があり、この話も語られたが、そのとき語り手は、積み重なる言葉を、おばあさんがだんだん息を切らすという感じで語っていき、おもしろかった。どんな風にもふくらむおはなしだと思う。

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