お説教
今日の朝の小学校読み聞かせは、4年1組。
朝、家でぼんやりしていて遅くなり、ぎりぎりに教室へ。ところが担任の先生が数人の子をとなりの学習室へ連れ込んでお説教の最中。
プログラム
絵本 ぼくだけのこと 森絵都/作 スギヤマカナヨ/絵 理論社
おはなし やせたメンドリ(『子どもに語るイタリアの昔話』より) イタリアの昔話
気のせいか、子どもたちに元気がない。4月に4年生の別のクラスで同じ『ぼくだけのこと』を読んでいるが、あの時と思うと反応が少ない。時折、笑いがもれるものの、すぐに無表情にもどつてしまう。クラスの違いか、気分の違いか、たまたま反応をリードする子がいないせいか、読む順番が違うせいか……。
おはなしのとちゅうに。先生が入っていらして、別の子ひとりをまた学習室へ引っ張っていかれた。こういうときも語り手は気をとられてはいけないのだが、修行が足りないわたしは、ついつい見てしまい、子どもたちもそちらを見る。聞き手も語り手も気もそぞろになってしまった。とおりいっぺんは語ったけれど、つたわったかどうか。最近不調だ。
おはなしを終えた帰り、学習室の前を通るとお説教の声が……。朝から、しかられて、なにしたのだろう? 悪いことをしたときは、そのときに叱るのがいちばんだからしかたないけれど、できれば、できれば、おはなしをきいてほしかったな。
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