だるまさんはオールマイティ
高学年の朝の読み聞かせ。わたしは6年3組の担当だった。
絵本 だるまさんが かがくいひろし/作 ブロンズ新社
おはなし 小石投げの名人タオ・カム ラオスの昔話『子どもに語るアジアの昔話2』(こぐま社)より
いままでいろいろなところで読んできた『だるまさんが』。さて、6年生ではと導入に読んでみた。「だ る ま さ ん が」と読み始めると、子どもたちは、このおばさん、6年生に向かってなに読んでるの?という顔をする。ところが「どてっ」の、つぎの「ぷしゅー」からすっかりだるまさんにみせられている。この絵本、次はどうなるだろうと、期待せずにおられないのだ。赤ちゃんから大人までオールマイティの絵本だ。
おはなしの「小石投げの名人タオ・カム」は、子どもたちの前で初語りだ。とても緊張してしまう。大過なく語ったけれど、子どもたちの手ごたえはいまひとつ。前半はわりといいところへいっていたと思うのだが……。
後半、子どもたちがつまらないのではないかなあ、などと余計なことを考えしまうのが、私の悪い癖だ。そうした語り手の思いは、必ず語りに出てしまう。最後までこんなことがあったから聞いて聞いて!という感じで語りたい。
「タオ・カム」はもうあと2回ほど、別の機会に語ってみようと思っている。次は子どもたちを引っ張っていけますように。
« 課題図書を読んでみる『チームふたり』 | トップページ | 課題図書を読んでみる『3年2組は牛を飼います』 »
「すいすい 朝の小学校おはなし会」カテゴリの記事
- 南K小学校 朝の読み聞かせ 1年2組 楽しい時間をありがとう(2024.09.13)
- 南K小学校 朝の読み聞かせ 1年1組 かわいい一年生(2024.07.12)
- 南K小学校 朝の読み聞かせ 6年1組 きっと心に届いていると信じて(2024.06.27)
- 南K小学校 朝の読み聞かせ 4年1組 自由なギャングエイジ(2024.06.05)
- 南K小学校 朝の読み聞かせ 5年1組 この季節に語りたい「小石投げの名人タオ・カム」(2024.05.22)
コメント