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2008年5月29日 (木)

課題図書を読む『ぼくのだいすきなケニアの村』

小学生中学年向けの絵本。

ぼくのだいすきなケニアの村
  ケリー・クネイン 文
  アナ・フアン 絵
  小島希里 訳
  BL出版

       

 舞台はぼくのすむケニアの村

    あさがかやってきた。
    レモン色の たいようが
    はとのすむ ゆーかりの森の上に、のぼっている。

 ぼくは、おかあさんから、じいちゃんの牛を原っぱへ連れて行くように頼まれる。はらっぱについたぼくは牛をみていなくちゃいけないのだけれど、ちょっと誰かに会いに行きたくなった。そこで、こっそりはらっぱを離れて、食堂へ行き、木彫りの工房へ行き……。牛はだいじょうぶかな?

 いろいろな人と会ったぼくの一日を通して、ケニアの村を紹介している。なんといっても、明るく色鮮やかな絵が魅力的だ。
 会話にスワヒリ語が使われていたり、いろいろな動植物や人々の暮らしが描かれていたりと盛りだくさん。

 異文化への興味をかきたてられる。それはとてもいいことなのだが、そちらに気がとられて、ちょっぴりはらはらさせるストーリーがあるのに、ストーリーを追っていけない。ケニアの紹介に重点をおき、単純なストーリーにしてもよかったんじゃないかな?とも思う。

 表紙カバーの作者紹介によると、作者ケリー・クネインは現在米国住まいだが、長年アフリカに暮らしていたとのこと。現代のケニアの様子がきちんと描かれていることを願う。

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