子どもたちの集中力
春休み、夏休み、冬休みにお邪魔しているK児童館での「おはなし・ぽぴんず」のおはなし会。
児童館は桜が見ごろだ。わたしたちが行くと先生方が部屋の床を掃除されていた。前日のお団子づくりの名残りらしい。桜を見ながらのお団子、おいしかっただろうな。
プログラム
手遊び つくしんぼ *
みるなのくら 日本の昔話 *
手遊び わらべうた たけんこがはえた *
かしこい百姓娘 グリムの昔話
子どもたちは1、2歳の小さな子から3年生ぐらいまで28人。たくさん集まってくれた。女の子が圧倒的に多かったが、今日のプログラムではちょうどいいだろう。
1歳くらいの小さな子がふたり、おしゃべりしたり、歩き回ったりするのですこし困った。静かにね、といっても、もちろんよくわからないし、あやすと声をたてて笑ったりするから、それもできない。二つ目のおはなしのとちゅうで、子どもたちが自分で部屋からでていき、ほっと安堵した。
語り手はどんな場合も、集中して語るようつとめたいし、もともと囲炉裏端でのおはなしは、生活の雑音のなかであったはず。それでも、集中した空気があったほうが、語り手のおはなしも生きてくると思うのだ。
語り手と聞き手、その時どきで、おはなしは変わってくる。
こちらが心配しているわりに子どもたちはよく聞いていた。とくに「かしこい百姓娘」はよく聞いていないとわからなくなってしまうだろうにと驚く。子どもたちの集中力はすごいと思う。
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