信じられないことpart2
今日は、中学校の入学式。
かなりの余裕を持って朝のしたくをさせたつもりだが、毎日ジャージで登校していた息子のこと、学制服をきるのに一苦労だ。そのうえ、ズボンのベルトを調節しておいたつもりだが、まだゆるくてだぶだぶのズボンがずり落ちそうなので短く切りなおしたり、リュック型鞄の不要な肩かけヒモをとりはずしたり、友だちとの待ち合わせにぎりぎりで送り出した。
さて、食卓をかたづけ、私も着替えをしようとしていると、息子がはくように出しておいた学校指定の白いソックスが床にころがっているではないか。信じられない! 息子はいつもはいている柄入りソックスをはいっていったにちがいない。
すわっ! エプロンのまま車に飛び乗り、息子を追いかけた。とはいえ、学校までの道は団地内のため幾通りも考えられる。最悪の場合、校門前で会えるが、できればその前につかまえたいと、祈るような気持ちで息子が通りそうな道をいくと、いたいた! 三人の新米中学生が元気に走っている。すぐそばまでいくと、息子は私がわかったらしいが、様子を見にきたのと思ったのだろうか、そのまま走りさろうとする。
「くつした、くつした!」と白いソックスを見せると、ようやく気づいて「あ、まちがえたー!」。友だちにも「おまえ小学生気分じゃん!」とからかわれている。
息子は大急ぎで路上ではきかえ、靴ヒモを結びかけで友だちの後を追っていった。
帰宅後、「よかったね。気づいて」というと、「間違っていても誰も気づかんかったと思うよ」だって。気づかないのは、あなただけだって!!
やれやれ、先が思いやられます。
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くすくす。
まだまだ、新米中学生ですねっ!
可愛い・・・なんて言ったら、怒られちゃうんでしょうね。ふふ。
いいな。いいな。
どんな3年間が待っているのでしょうね。
あっという間に、お兄さんですね。
投稿: こもも | 2008年4月10日 (木) 12時14分
こももさん
はい、親子ともに、はらはらどきどきわくわくの毎日ですよ~。息子が学校で驚いたのは、先生が決意の作文を書かせるとき、「はい、シャーペンをだして」といい、みんながシャーペンを出したことだそうです。小学校まではシャーペンは禁止だったのにね。息子も次の日から喜んでシャーペンをもって行きましたよ。
投稿: そらこ | 2008年4月11日 (金) 06時04分
そらこさん、もう息子さんも中学生活に馴染まれていますか?
(今更ですが、入学おめでとうございます!)
なんだかこの記事を読んで、うちの娘のことかと
見間違うくらい、親近感がわきました(笑)
ソックスはワンポイントまで可なのですが、
左右違う柄なんていうのは、日常茶飯事・・・
ブレザーを学校に忘れてくるとか!?
弁当箱を忘れてくるとか!!?
あまりに常習で、びっくりします。
母も鍛えられて、最近は怒りを通り越して
あきれはて、笑うしかない感じですよ。
息子くんもそらこさんも、がんばってくださいね!
投稿: 琴子 | 2008年4月23日 (水) 01時00分
琴子さん
まあ、琴子さんのところも?!
その後、息子はもう一度靴下を間違えていきました(それにしても間違えないようにわざわざ出してあげているのにどうして引き出しから柄物を出してはくのだろう)。幸いズボンのすそで隠したので誰にも見つからなかったそうです。
近所の先輩は1年のとき、靴を間違えていって、先生に注意されたということ(校則では白のみ)。息子は、靴ならぼくも気づくと断言しておりますが怪しいもの。
ひょっとしたら、こうした間違い、忘れ物は、子どもたちには「信じられないこと」ではなく、「あたりまえのこと」なのかもしれませんね。
そういうわたしも、今日図書館にいって本を借りようとしたら、図書カードがなかった~(涙)。
投稿: そらこ | 2008年4月23日 (水) 14時59分