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2008年2月28日 (木)

だるまさんがいっぱい

チューリップの芽が顔を出している。雪柳のつぼみが膨らんでいる。朝起きたらうっすら雪化粧していたけれど、日中よく晴れて、春はそこまで来ている。

図書館のひよこちゃんのおはなし会。きょうは親子17組も集まってにぎやかだった。

プログラムは

 手袋シアター つんつんつくし 『おはなしおばさんのこっちむいておはなしおもちゃ』より 藤田浩子 一声社 *
 絵本 ゆきがたくさんつもったら  ルク・デュポン作 ヒド・ファン・ヘネヒテン絵 ひしき あきらこ訳 フレーベル館
 絵本 はさみみうさぎ  ママダミネコ/作 新風舎
 手遊び つくしんぼ *
 絵本 だるまさんが  かがくいひろし/作 ブロンズ新社 *
 絵本 なにたべた? 木坂諒/文 アンヴィル奈宝子/絵 福音館書店 *
 手遊び にぎり ぱっちり *
 紙芝居 おひさまにこにこ (年少向けおひさまこんにちは) まどみちお/脚本 長野ヒデ子/画 童心社     
 紙芝居 ゴロゴロゴロン とよたかずひこ/脚本・絵 童心社

 ひとつのベージに同じ登場人物の絵が複数描かれていると、小さな子はその登場人物が動いているのではなく、違う複数の人がいると思う。そう聞いたことがある。
 その意味でかがくいひろしさんの『だるまさんが』は、はじめてみたとき、小さな子には理解できないと思った。それでも、今日使ったのは、たとえ違うように理解しても、赤いだるまさんがかわいらしくて、楽しめると思ったからだ。

さてわたしがぺーじをあけて、「だ る ま さ ん が」と読み始めると、さっそく「いっぱい~」というかわいい声があがった。2歳くらいの子たちだ。「うん、いっぱいだね」といいながら、ページをめくって読みつづけた。子どもたちはだるまさんがいっぱいいるのがうれしいらしく、だるまさんがたくさんでてくるページになるたびに「いっぱい」という。
なんとわかりやすい反応だろう。 とってもおかしかった。

この絵本、次には図書館の3歳以上対象のお話会、小学校1年生の朝の読み聞かせで読んでみようと思っている。どんな反応がかえってくるやら。楽しみだ。

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コメント

そらこさん
「だるまさんが」は 小学生・幼稚園児に 大大人気でした。いっしょに声を出せること、絵と言葉の楽しい一致、読むほうも子どもたちといっしょに楽しめる絵本でした。
2歳くらいの子にも楽しめるんですね。こんどの反応も聞かせてくださいね。

私たちのところでも『だるまさんが』は大人気でした。高学年の子も喜んでます。「こういう本ってかえって高学年こそ喜ぶのよねぇ。」と話していましたが、小さい人たちも小さい人たちの感性で楽しめるのですね。「いっぱい」がうれしいって、お友達が好きってことでもあるのかしら。可愛いなぁ。

マーガレットさん、あそびっこさん

ああ、やっぱり、みんなが楽しめる絵本ですね。あのだるまさんの表情やしぐさがとってもかわいらしくって、おかしくって。みているとだるまさんと一緒に体を揺り動かしたくなります。


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