馬方やまんば こわおもしろ
冷え込んだ昨日は3年2組で朝の読みきかせだった。
プログラム
おはなし 馬方やまんば(日本の昔話) 『日本の昔話5』(福音館書店)より
絵本 はるさんがきた (ひまわりえほんシリーズ) 越智のりこ/文 出久根育/絵 鈴木出版
「馬方やまんば」は昨年の12月今年の1月と続けて2年生で語った。子どもたちが前半はよくついてきてくれるが、後半の反応はいまひとつだった。仲間に相談すると、笑い話ではなく怖いおはなしとして語ればいいというアドバイスをいただいた。
さて3年生の反応はどうだろうと思って語った。
自由な雰囲気のクラスで集まりが悪かったが、おはなしをはじめて山姥がでてくるのですぐに子どもたちはしんとしてききはじめた。馬が足を切られても走るところは2年生と同じように喜んでいる。
さて後半、一気にしんとなる。馬方がまんまと山姥をだましていくところで、生真面目にきいているものの、ところどころうれしそうな顔をする子が2年生のときより多い気がした。
そうか! 「馬方やまんば」「牛方とやまんば」それから「くわず女房」といった山姥ばなしは、こわおもしろなのだと、改めて思った。
「馬方やまんば」の季節はそろそろ終わる。今の冬は昨日で語りおさめかな? 来年の冬、また語ろう。
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