馬方やまんば
今年はじめての小学校朝の読み聞かせ。
絵本 おもちぶとん (えほん、よんで!) わたなべゆういち/作 あかね書房
おはなし 馬方やまんば(『日本の昔話5』より) 日本の昔話 福音館書店
絵本 くもくん (いとうひろしの本) いとうひろし/作 ポプラ社
昨年、最後にうまく語れなかった「馬方やまんば」だが、今回は、落ち着いて語ることができた。
前半はやまんばが怖いのだが、馬が3本足、2本足でもなお走るところがおもしろい。また後半からはやまんばのまぬけぶりが愉快で、ラストが痛快だ。
前回と同様、2年生の子は、最初おっかない話がはじまると思ってびくびくしているのだが、馬の走りっぷりを想像して、ともだちと顔を見合わせて笑い出す。
だが、後半真剣な顔できき、大人の聞き手なら笑うところもまじめにきいている。馬方が天井の梁からかやで甘酒を吸ったり、もちをつりあげて食べるところや、やまんばが馬方の声を火の神と間違えたり、危機に面しているのにのんきなことをいっているところが想像できないのかなと思う。
来月は3年生の担当だ。また語ってみようかな。
「すいすい 朝の小学校おはなし会」カテゴリの記事
- 南K小学校 朝の読み聞かせ 3年1組 小気味よい「三びきの子ブタ」(2025.11.05)
- 南K小学校 朝の読み聞かせ 2年1組 「七わのからす」遠い世界へ(2025.10.04)
- 南K小学校 朝の読み聞かせ 6年2組 動きがぴったりとまる。ルンペルシュティルツヘン(2025.09.25)
- 南K小学校 朝の読み聞かせ 1年1組 楽しいおはなしの時間(2025.07.09)
- 南K小学校 朝の読み聞かせ 5年2組 楽しんでくれただろうか(2025.06.27)


コメント