馬方やまんば
今年はじめての小学校朝の読み聞かせ。
絵本 おもちぶとん (えほん、よんで!) わたなべゆういち/作 あかね書房
おはなし 馬方やまんば(『日本の昔話5』より) 日本の昔話 福音館書店
絵本 くもくん (いとうひろしの本) いとうひろし/作 ポプラ社
昨年、最後にうまく語れなかった「馬方やまんば」だが、今回は、落ち着いて語ることができた。
前半はやまんばが怖いのだが、馬が3本足、2本足でもなお走るところがおもしろい。また後半からはやまんばのまぬけぶりが愉快で、ラストが痛快だ。
前回と同様、2年生の子は、最初おっかない話がはじまると思ってびくびくしているのだが、馬の走りっぷりを想像して、ともだちと顔を見合わせて笑い出す。
だが、後半真剣な顔できき、大人の聞き手なら笑うところもまじめにきいている。馬方が天井の梁からかやで甘酒を吸ったり、もちをつりあげて食べるところや、やまんばが馬方の声を火の神と間違えたり、危機に面しているのにのんきなことをいっているところが想像できないのかなと思う。
来月は3年生の担当だ。また語ってみようかな。
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