夏休みの思い出
昨日、乳幼児学級で、小学6年生の子が読み聞かせをするという企画があった。企画をつくった子ども会の役員さんが、わたしの知り合いで、声をかけてくれたので、お手伝いした。最初6年生は4人くらいということだったが、結局参加したのは女の子が2人だった。
大型絵本をふくめ赤ちゃん絵本をいろいろ準備していったが、ふたりの紙芝居を読みたいという希望で、紙芝居ふたつ、大型絵本1冊のプログラムとなった。
紙芝居 ジュースちょうだい 木曽秀夫/作画 教育画劇
紙芝居 おいしいとびらをとんとんとん 土田義晴 童心社
大型絵本 ぴょーん (ポプラ社のよみきかせ大型絵本) まつおかたつひで作 ポプラ社
乳幼児学級には50組みぐらいの親子が集まっていただろうか。会議用の机をならべて座っている。夏休みとあって小学生の顔も数人見える。多勢なのでマイクをつかっての読み聞かせということになったが、机に座ったままでは、後ろの方は絵がみえないし、おはなしがとどきにくいということで、できるだけ前にでてきてもらった。
小学生の子たちは、とても上手に読んだ。はじまる前に別室で少し練習しただけだが、落ちついて、ちゃんと間をとっている。小さな子たちも、よく聞いていた。紙芝居がはじまるなり、しんとなった。ジュースやお菓子がいっぱい出てくるせいか、よだれをだして、じっとみつめている子もいれば、絵にでてくるものを「きりん」「ぞう」という子もいる。
『ぴょーん』は、お母さん方から感嘆の声があがった。あれだけ大きいと迫力だ。
おはなし会が終わってから、女の子たちの感想をきくと、「聞いている子どもたちの顔がとてもかわいかった」という。なんという余裕!! 彼女たちが楽しんでいるのが、小さな子どもたちにも伝わったのだろう。
彼女たちにもわたしにも、夏休みのすがすがしいて思い出となったと思う。ありがとう。
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