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2007年8月 5日 (日)

児童館は子どもたちでいっぱい

7月最終日は児童館でおはなし・ぽぴんずストーリー・テリングのお話会

今回は日本の昔話ばかりのプログラムになった。

 てあそび いちにのさん
 おはなし うりひめ 日本の昔話
 てあそび いちにのさん
 おはなし 犬と猫とうろこ玉 日本の昔話

この児童館で語るようになって3年目になる。先生が熱心に子どもたちを誘ってくださるので、毎回人数が増えて、今会は50人ほどが図書室にところ狭しと集まった。

「うりひめ」は、なかなか語る機会がなく、子どもの前で語るのは初めてだ。はじめは、「ももたろう」にそっくりだが、「うり」が川から流れてきたり、生まれてきたのが女の子だったりする。そのたびに、子どもたちは、あれ?という顔をする。それから、あまんじゃくとうりひめのやりとりに真剣にききいり、カラスの鳴き声でどうなるかな?という顔をする。子どもたちをよくひきつける話だと思う。

「犬と猫とうろこ玉」は、いろいろなテキストがあるけれど、これは『おはなしのろうそく15』に載っているもの。調子がいいので、聞いていて心地よい。話をきいていないと、ついていけなくなるのだが、だいたいの子どもたちは最後までよく聞いていた。

ひとり、まだ2歳の子がお姉ちゃんといっしょに一番前の席にすわっていて、途中一度「ママー」と後ろを振り返ったのだが、お母さんの姿を確認するとまた静かに聞いていた。ストーリーはまだわからないと思うのだけれど、大きなおねえちゃんやおにいちゃんたちといっしょに聞くことが、楽しい体験なのかもしれない。

今年から、この児童館では児童保育はなくなった。でも、たくさんの子が朝早くからお弁当持ちで来ているときいて驚いた。児童館の先生はとても忙しそう。そのうち、夏休みに子どもと遊ぶボランティアなんて、募集されてもおかしくないなと思う。

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