準備不足
今日は一日、くもりだと思っていて、午前、図書館お話会グループの定例会に隣市図書館へ出かけた。終わって外に出たら、すわっ! 雨がふっている。いそいで家に帰り、目についた本と紙芝居をかき集めて小学校へでかけた。
なにしてるの,サム? メアリー=ルイーズ・ケイ作 江國香織訳 光村教育図書
紙芝居 いったんもめん 古山広子脚本 石倉欣二絵 童心社
てんとうむし どーこ? 得田之久作 童心社
メンバーはみな、忙しかったらしく誰もいない。子どもたちを待っていると、なんと、6年生の女の子が5人ほど来てくれた。あー、大きい女の子向けにいい本がないなあと思った。じっくり絵を見てもらう絵本を選んで、読み始めようとしたが、大きい子というのは遠くにに座ってしまうのだ。もっと前に来てといっても、もじもじ。仕方なく、私が前に出た。ところがそれがいけなかった。ばらばらと小さな子たちがきて、うしろが詰まってしまった。読みながら、「前においで」と声をかけたりするうちに、絵本の内容はどこへやらという読み方になってしまった。
紙芝居は、こわいおはなしなので、まあまあ、集中していた。
そのあとが、ちょっと幼稚すぎた。子どもたちは、自分たち向けでないことがわかるんだなあ、ひとりさり、ふたりさり、最後は5、6人に。少し早かったが、そのまま、お開きにした。
雨の日はおはなし会というのを、子どもたちに根づかせたくて、できるだけ、いくようにしているのだが、それがあだになったか? おもしろくなくては、かえって、子どもたちを遠のかせてしまう。これからは、いつも、数冊そろえて、さっとでかけていけるようにかばんに入れておこうと思う。でも、あんまり無理しちゃうと、長続きしないから、ほどほどにだね。
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