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2007年6月22日 (金)

満足な疲れ

昨日、市内のA小で、図書館祭のお話会があり、今年初めて行かせてもらった。
ここの図書館祭では、全クラスで1時間ずつおはなし会をする。
低学年は2限目、中学年は3限目、高学年は4限目に行い、わたしは、そのクラスを担当するボランティアのお母さんひとりとくんで、1年、3年、5年のクラスに入った。
ボランティアのお母さんは、1冊しか読まれないので、残りの時間はわたしがうめることになる。そんな長時間にわたっておはなし会をするのは初めてのことで、どきどき、わくわくだった。

プログラムは
1年生
 絵本 しゅくだい 宗正美子原案 いもとようこ作 岩崎書店 ボランティアさん担当
 おはなし 鳥呑爺
 手遊び ふくすけさん
 絵本 おなら 長新太作 福音館書店
 絵本 おさるのかくれんぼ いとうひろ作し 講談社
 エプロンシアター 3ぴきのヤギのガラガラドン
 絵本 さよならさんかく 安野光雅作 講談社

3年生
 絵本 かあちゃんのせんたくキック 平田昌広文 井上洋介絵 文化出版局
 絵本 パンのかけらとちいさなあくま 内田莉莎子再話 堀内誠一絵 ボランティアさん担当 
 絵本 くだものなんだ きうちかつ作 福音館書店
 おはなし エパミナンダス
 絵本 ミミズのふしぎ 皆越ようせい写真文 ポプラ社
 紙芝居 ひこいちどんのかさやさん 水谷章三脚本 小川陽絵 童心社

5年生
 絵本 蜘蛛の糸 芥川龍之介作 遠山繁年絵 偕成社 ボランティアさん担当
 絵本 ふしぎなえ 安野光雅作 福音館書店 
 おはなし ルンペルシュティルツヘン
 手遊び 1、2の3、2の4の5
 絵本 こしぬけウィリー アンソニー・ブラウン作 久山太市訳 評論社
 絵本 ぼくらは赤いうたうさぎ 大津由紀雄文 藤枝リュウジ絵 岩波書店
 はやくちことば 「ことばあそびえほん」(石津ちひろ文 飯野和好絵 のら書店)より

子どもたちが、どのクラスも元気で、素直に反応してくれるので、とてもやりやすかったし、楽しかった。1年生で張り切りすぎて、わたしは声がかれてしまった。おなかからではなく、のどをつかっていることに反省。
もうひとつの反省点は、3年生で欲張って読みすぎたこと。終業の鐘とともに終わったけれど、1人の子が「頭がこんがらった」といっていたので、ごめんなさいと思った。
5年生の子は、手遊びをいれるつもりはなかったが、つかれているようすだったので、いれてみた。意外にも楽しんでいた。そして、最後の置き土産の早口言葉は、大合唱。お話会がおわったあとも、唱える声が廊下からひびいてきてにんまりしてしまった。

おはなし会がすべて終わって、感想を書いてくださいと紙を渡され書こうとしたら、なんと鉛筆を持つ手がだるくて力が入らず驚いた。 本をずっと持っていたからだ。もっと筋トレしなくちゃ。
おはなしも、初めて1日に3つ語り、でも、まあまあの出来だったので自信がついた。とにかく、子どもたちが聞いてくれるので、やりやすすかった。でもそれだけじゃない。おはなし会の時間が長いと、互いの気持ちが触れ合ってくるのだろうか、和んだ空気が流れて、まったく緊張せずに失敗したらどうしようなどと思わす゛、楽しく語れたのだ。

さすがに家に帰ると疲れがどっとでて、午後はお昼寝をした。でも、満足な疲れだった。機会をくださった方々、ありがとうございます。

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