高学年は複雑
図書館祭で、隣市K小学校の2限目のあとの休み時間にでかけた。
この学校は、児童数が少なくて全校で28名。わたしは、5、6年生の担当で、6年生は9人、5年生は2人だった。
紙芝居 あめだま 新美南吉作 東川洋子脚色 野村たかあき画 教育画劇
絵本 ふしぎなえ 安野光雅作 福音館書店 *
絵本 こしぬけウィリー アンソニー・ブラウン作 久山太市訳 評論社 *
前回、A小で楽しく読んできたので、その余韻をのこしたままでかけていったのが、いけなかった。静かにきいてくれる。でも、『ふしぎなえ』で、ちょっぴり声があがったきり、なんだか、反応がない。暖簾に腕押しの気持ちになってしまった。
「あめだま」を読んだ相方も同じような感触だったのか、先生と子どもたちが、「ありがとうございました」とお礼をいってくださると、「大したお話ではありませんでしたが……」などと、つぶやいていた。
ところが、かたづけをはじめると、『こしぬけウィリー』のセリフ「すいません、ごめんなさい」を、口にしている子がいる。表情にはあらわさなくても、案外楽しんでしたのかもしれないと、ほっとした。
高学年は、複雑だ。
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