鼻水ずるずる
春休み最後の今日は、児童館でのおはなし・ぽぴんずのおはなし会。
プログラムは
こすずめのぼうけん エインワース作 *
わらべうた・手遊び つくしんぼ *
ちいでにペロリ デンマークの昔話
児童館では、いつも、就学前の子をつれたお母さもいっしょにきいてくださるので、「こすずめのぼうけん」を、プログラムに入れていたのだが、なぜか今日は、小学生の子ばかり。でも、30人近く集まってくれた。
はじめ、ストーリーテリングの説明をすると、ええっー、絵がないの?と驚き、寝転んだりするので、大丈夫かしら?と心配しながら始めた。だが、意外にも、その子たちが、楽しく反応して、場の雰囲気を盛り上げてくれた。
わたしは、春の冷えこみで、昨日から風邪をひいてしまい、「こすずめのぼうけん」を語りだしたら、鼻がずるずるでてきてしまった。どうにも気になって語りがおろそかになってきたので、ついに、話の途中で「ごめんね、鼻水がでてきちゃう」といって、鼻を拭き、また語り始めた。それからは、集中して語れた。お母さんすずめが迎えに来たところで、ほっとする顔が子どもたちの中に見えて、よかったと思う。
話し終わると「おばさん、花粉症?」と、前の男の子がきき、風邪とはいいにくく、まあ、そういうことにしておいた。
「ついでにペロリ」は、前の3人が、ねこになって食べるふりをはじめ、イメージが広がっていったようで、笑いがまきおこった。「へそまがり」「つむじまがり」という言葉も楽しいらしい。
語り終わった後、本の紹介をすると、たくさんの子が見に来た。とてもおもしろかったのだなと思う。
さて、わらべうたで手遊びをしたときのこと、両手をひっくり返して、指と指を組み合わせ、目の前に持ってきてもらい(形をうまく説明できないが、わたしが子どものときは、じゃんけんをするとき、次にだす手を決めるために、よくさかさに指を組んだ)、「つくしんぼ つくしんぼ ずきんこかぶって でてこらせ」で、指を1本たてる遊びをした。
ところが、この形に手を組めない子がいて、驚いてしまった。できない子は、普通に組んでやってねといって続けたが、子どもは、ほんとうに様々だ。
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春休みも楽しいおはなし会が開かれているのですね。児童館はさまざまの年齢の子が集まっていて、おはなし会といっても強制ではないので、なかなか集まってくれないし、周りはうるさいしで、私にはなかなかよい思い出がありません。そらこさんのところは素敵ですね。
投稿: マーガレット | 2007年4月 6日 (金) 22時59分
マーガレットさん
児童館と図書館でのおはなし会は、とっても楽しいときと、ひたすら修行の場になるときと、そのときどきです。
今回は、春休みの最終日で、児童保育で1週間、いっしょに過ごした子どうしだったので、仲間の和ができていたようです。やんちゃ盛りの男の子3人が、楽しくリードしてくれたのも、よかったです。
続けて、定着していくといいなと思っています。
投稿: そらこ | 2007年4月 7日 (土) 16時56分