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2007年3月22日 (木)

無邪気に 『ぽんぽんポコポコ』

寒のもどりのあとの、暖かい日の今日は、ひよこちゃんおはなし会

 手袋シアター つんつんつくし 『おはなしおばさんのこっちむいておはなしおもちゃ』より *
 絵本 『ぽんぽんポコポコ』 長谷川義史/作 金の星社 *
 絵本 『でんぐりでんぐり』 黒井健/作 あかね書房    
 絵本 『おんなじおんなじ』 多田ヒロシ/作 こぐま社    
 わらべうた・手遊び ずくぼんじょ *
 絵本 『なーんだなんだ』 カズコ G.ストーン/作 童心社    
 紙芝居『まるいものな~んだ』 とよたかずひこ/脚本・絵 童心社    

このなかで、楽しかったのが『ぽんぽんポコポコ』
まず、だれかのおなかがでてきて、「ぽんぽん」。ページをめくると、ねこが「ぽんぽんポコポコ ぽんぽんポコポコ」。この調子で、タヌキ、ゴリラ、カエルが「ぽんぽポコポコ」し、最後は赤ちゃんが「ぽんぽんポコポコ」。

あっけらかんとしていて、愉快で、なにもかも忘れてしまえる。無邪気に、ぽんぽんポコポコやっているうちに、赤ちゃんにかえってしまいそうだ。
今日のお母さんたちもにこにこして、自然に子どもたちのおなかをぽんぽんポコポコしはじめた。

「ぽんぽん」というお腹の幼児語も懐かしい。わたしが子どものころは、母親がよく使っていた。でも、わたしは息子にあまり使わなかったのを思い出して、ちょっと残念。いい言葉なのに。

この絵本を、読み聞かせで読むとき、わたしはテキストどおり読んだのだけれど、小さな人たちが相手だから、家庭で読むように「今度は、誰のぽんぽんかな?」などと、言葉を添えたほうがよかっただろうかと悩む。
わたしが言葉を添えるよりも、子どもたちといっしょにいるお母さんたちが、それぞれに添えて下さる方がいいと思ったりもする。今日のお母さんたちは、ほとんど子どもたちに語りかけていたので。小さな子のおはなし会では。お母さんとのふれあいがとりわけ大切なのだ。
そのための間をつくって、ゆったり読んだり、言葉を添えたり、こちらは、その場の雰囲気でかえていかなくちゃと思う。

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コメント

長谷川義史さんの絵本は楽しくて元気でいいですね。
『ぽんぽんポコポコ』チェックしよう。赤ちゃんと一緒にお母さんも絵本を楽しみ優しく声をかけておられるのを見ると、幸せだなぁと思います。お家でもそうやって愛情いっぱいに赤ちゃんを育てておられるんだなと。また、家では雑事に追われてると言われるお母さんには、この時間だけでもゆっくりしてねと思います。

あそびっこさん

子どもが生まれて、わたしが知った喜びの1つは絵本を無邪気に楽しむことです。子どもがいっしょだと、なんのてらいもなく無邪気になれるんですよね。もうその子は大きくなってしまったいま、おはなし会で、お母さんや子どもたちとと楽しめることは、幸せなことだと思います。
絵本を子どもに読んであげなくちゃという気持ちではなく、無邪気に楽しんでもらいたいですね。

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