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2007年2月14日 (水)

親子で選んだ絵本

今日の小学校朝の読み聞かせすいすいは5年生。息子のクラスだ。
ほかの読み聞かせのお母さんがたは、自分の子どものクラスで読みたいとおっしゃるけれど、わたしは、どうも苦手。息子の目、息子の友だちの目、そして先生の目が気になって、上手に本選びができない。この年になっても、自意識過剰なのだ。
息子だって、教室でいっしょに聞くわけだから、他の子と同じように楽しんでほしい。だからほんとうは秘密で本を選びたいところだが、結局は、息子に「この絵本どう?」と相談してしまう。今回も、あれこれ悩みぬいた後、選んだのが下の3冊。

絵本『わがままいもうと』ねじめ正一/文 村上康成/絵 教育画劇
絵本『きらい』二宮由紀子/作 永島正人/絵 解放出版社
絵本『おとうさんにもらった……』えびなみつる/作 架空社

『きらい』は、ずいぶん前から本棚にあったのを、わたしも息子も別々に読んでいて、互いにどのきらいが好きかいいあって、5編選んだ。息子に言われてはじめてわかったおもしろさもあって、そのくだりを思い出してはふたりで大笑いしたりした。
『わがままいもうと』も、どう読めばおもしろいか、息子に聞いてもらった。
この3冊の他にも、『はらぺこおおかみと7ひきのこやぎ』や落語絵本の『しにがみさん」、『きこりとおおかみ』などもふたりで読んで、思いがけず親子の楽しい時間になった気がする。『しにがみさん』は息子がものすごく気に入って、自分で覚えて修学旅行か合宿の夜に話すらしい。さて、どうなるやら。

ところで、教室では……、さすが息子は現役の5年生男子児童。子どもたちは(とくに男の子)、喜んでくれました。

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すいすい 朝の小学校おはなし会」カテゴリの記事

コメント

息子さんがよきアドバイザーになってくれているんですね。うちもずばりと感想を言ってくれるので、案外頼りになるんですよね。だめだしされたりして・・・。
思いがけない絵本タイム、いい時間でしたね!
そらこさんが悩んで決められた3冊、まったく手にしたことがない3冊だったので、またまた興味深いです。 息子くんの「しにがみさん」の話、さすがかえるの子はかえるですね!すばらしい~。どうなるか楽しみにしています。

フラニーさん

子どもが先生ですね。
女の子の先生もほしいです。
『しにがみさん』はセリフが続くので、自分で場面の説明をつけ加えたりしています。そろそろ家族で落語を聞きにいきたいなあ。

ワクワクする夜に語られる『しにがみさん』。気になって図書館から借りてきました。へぇ、面白い。絵もいいですね。でも、なんで死神さんは男に親切なんだろう?って細かいこと言っちゃあいけないかな。

あそびっこさん

絵がいいでしょう(とくにろうそくが見開きページ一面にあらわれるところは圧巻)。
大きな子に、どこかで読みたいけれど、話題が話題だけに、朝の読書には向かないのが残念です。
これは落語ですが、グリムの「死神の名付け親」とそっくりなのに、驚きます。

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