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はやっ!

昨日は朝の小学校読み聞かせ すいすい読書 3年生だった。

絵本『ぼくのおとうさんははげだぞ』そうまこうへい/作 架空社
絵本『みっつのねがいごと』マーゴット・ツェマック/文・絵 小風さち/訳 岩波書店
絵本『シンプキン』クエンティン・ブレイク/作 まえざわあきえ 朔北社

 わきあいあいとしたクラスで、『ぼくのおとうさんははげだぞ』の表紙を見ただけで、「はげ~!」と声が上がり、絵本に食いついてきた。前半笑い、後半まじめに聞いて、読み終わると「はやっ!」と言う声。『みっつのねがいごと』は、まじめな面持ちで聞いていた。そして『シンプキン』。とちゅうで、鐘がなってしまったために、後半はすこし走って読まなくちゃならなかった。読み終わるとまた「はやっ!」の声。でも、聞くところはちゃんと聞いてくれているから、楽しいひとときだった。
この「はやっ!」をわたしは、絵本が終わるのが「早っ」という意味にとり、さすが3年生にもなると、長いおはなしが聞きたいというように感じて、反省会でそのことを話した。
すると、それは読み方が「速っ」という意味ではないかという意見が出た。とくに『シンプキン』は、言葉だけ読むなら短時間に読めるけれど、ひとつひとつの言葉で、自分がいろいろな存在であることを確かめる絵本なのだから、もっとゆっくり聞きたかったのではないかというのだ。「そ、それはわかっているのだけれど、鐘がなってしまったから……」と苦しい言い訳した。その後で、「はやっ!」の解釈はさておいて、この深い絵本を、3冊目に読もうとしたこと自体が問題だったと気づいた。いい絵本を見つけたりすると、つい、よくばって時間いっぱい読もうとするのだが、余裕をもって読んだほうが心に残るかもしれない。また反省である。
さて、同じ3年生でも、ほかのクラスでは、5~6分の絵本を読んだところ、「ながっ!」といった子がいたらしい。もちろん、声をあけだのは一人の子だから、ほかの子はどう思っているかわからない。人それぞれかな。

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すいすい 朝の小学校おはなし会」カテゴリの記事

コメント

「はやっ」って、私も言われることがあります。
短いお話の時に言われちゃうときが多いかな。少し余裕を持って早めに終わろうとしたときなども。お話しいっぱい聞きたがってくれてるんだなとうれしくなったりします。でも、「まだ後1分あるよ~」と言われてもねぇ。そんなときはわらべうたや手遊びのおまけをひとつ。

あそびっこさん

わたしもいままで、「はやっ!」は、「おもしろくて、あっという間に時間が過ぎた。もっと聞きたい」という意味だと思っていたので、今回の指摘にはドキッとしました。ただ、今回のことで、時間の限られている学校での読みかせの場合、時間内でゆったりと読めるだけにしておかなくちゃいけないと、再認識しました。つい、たくさん読みたくなっちゃうのよね~。わたし、欲張りだから。

欲張りたい気持ち、私にもあるかも。

私は、読み方が早くて「はやっ」って言われたことがあるんですよ。。。その後、同僚に指摘され、ハッとしました。今でも、その時のことは、一度も忘れられなくて・・・。ある意味、良い体験でした。
仕事で、近所の保育園児に紙芝居を読んでいたんですが、帰る時間が押していたことが原因だったと思われます。それから、読むことに慣れすぎて、いい加減になっていたのかも。
でも、何が恥ずかしかったって、最後まで、気が付かなかったことでした。
それ以来、子どもたちの表情と、読むスピードには、とても敏感になり、いつでも、良い緊張感が保てるようになりました。
私の「はやっ」体験は、すごく苦くて、勉強になった経験でした。

あそびっこさん

多かれ少なかれ、みんな、そうかな。でも、それで、かんばれるんだよね。

こももさん

そうなのー。自分で気づいたんじゃなくて、指摘されてはじめて考えたところが、正直、ショックでした。また、出直しですね。

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