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2007年1月25日 (木)

和やかなひよこちゃんおはなし会

図書館でひよこちゃんのおはなし会

今日から読み手の仲間が一人増えて、子どもたちもよく聞いてくれたので、もりだくさんのプログラムになった。

絵本『あなたはだあれ』松谷みよ子/文 瀬川康男/絵 童心社
絵本『せんべせんべやけた』こばやしえみこ/案 ましませつこ/絵 こぐま社
手遊び せんべせんべやけた
絵本『ぎゅうって』さいとうしのぶ/作 ひさかたチャイルド
絵本『てぶくろ』エフゲーニ・ラチョフ/絵 内田莉莎子/ 福音館書店
紙芝居『みーつけた』大和田美鈴/脚本・絵 童心社
紙芝居『うさぎのかくれんぼ』千世まゆ子/脚本 かさいまり/絵 童心社

 2歳くらいまでの小さな子は、おひざの上で、1対1で読むのがいちばんで、複数でのおはなし会は無理があると思っていた。でも、今日のおはなし会は、みんなでいっしょに楽しめた。

 『あなたはだあれ』は

 だれでしょう
  ワン ワン ワン
 おや?
 ワンワンワンではわかりません
 あなたはだあれ?

ときくと

 ワン ワン ワン
 ぼくはいぬです
 ワンワンワン

と答えていく。それから同じ形で「あなたはだあれ」ときかれて、ヤギ、カエル、自動車が続いて登場していく。
このワンワンワンの鳴き声を繰り返す子が一人いたら、ほかの子もつられて口に出して響きを楽しみはじめた。

また『うさぎのかくれんぼ』では、うさぎが出てくると、一人の子がぴょんぴょんはねだして、これまた、ほかの子もぴょんぴょんはねだした。まだ歩きはじめたばかりの子も、一生懸命にはねようとしているのがかわいらしい。お母さんたちもにこにこ笑いあっている。

和やかな雰囲気のおはなし会になって、そのあとわたしも、とっても穏やかな気持ちになった。いつも、こんなだったらいいな。

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ひよこちゃんおはなし会」カテゴリの記事

コメント

楽しそうですね。私もおひざの上のおはなし会でとっても楽しくて、小さい子もお母さんもいっしょに楽しめるのが、一対一とは違ったよさがあるとわかってきました。
ここに出てくる絵本を参考にさせてくださいね。

本当に楽しそうです。お友達の反応につられて自分も・・・とつられるのがいいですね!
うちでは、瀬川さんの絵をこわがって、東光寺さんの絵本しか持ってこないので、みんなで読むとまたこんな反応が見られるのかなと、今思いました。
せんべいやけたのわらべうた、お手玉をひっくりかえしたりして、よく遊びますよ。ちゃんと海苔もまいて食べるまねをしています。
わたしもリスト本探してみます!

「せんべせんべやけた」は、私も大好きなわらべうたです♪
絵本が出ているなんて、知りませんでした!
歌詞が色々あるようなので、私の知っているものと同じかしら?早速、探してみようと思います!
『あなたはだあれ』は、息子の大好きな一冊でしたよ!!懐かしい~。読みすぎて、我が家の本は、ボロボロです。そらこさんの所から、それぞれの家庭に、この一冊が拡がっていくのかしら~。そう考えると楽しいですね。

「てぶくろ」は今の季節には読みたい本ですよね。「あなたはだあれ」は季節に関係なくいつでも好き!
小さい人たちが絵本の世界を楽しみ、それを優しく見守っている大人が居るというのは、とても幸せな情景ですね。

マーガレットさん

ひよこちゃんのおはなし会では、誰かが泣いたり、けんかしたり、大騒ぎになって、どっと疲れる日もあるのですが、こんな穏やかな日もあります。でも、小さなころからいろいろな人とわいわいするのが、いいですよね。

フラニーさん

お手玉は、わたしは、子どものころに遊んだことがないので(母は遊んだそうですが)、できないのですが、おもしろそうですね。練習してみようかな。
のりも巻いて食べるというの、今度手遊びをするときに、とりいれてみようと思います。

こももさん

『せんべせんべやけた』は、こぐま社のわらべうたえほんの4冊目です。音符も巻末にのっています。絵本では、おせんべいをやくごっこ遊びをしていて、おせんべだけでなく、おにぎりやお団子なんかも焼いていますよ。
『あなたはだあれ』は、うちの息子も好きで、よく遊んだ懐かしい絵本です。

あそびっこさん

子どもたちもですが、お母さんたちが楽しんでくれたらいいと思います。でも実際には、子どもがおはなしを聞けないことで、いやな思いをされる方もあると思います。いつしょにおはなし会をしてくださっている大先輩が、そんなとき上手に声をかけて下さるので、助かっているんですよ。

「あなたはだあれ」こちらで目にして久しぶりに出してみたら、なんと昼も夜も繰り返し読んでと要求されてびっくりです。こういうこともあるから楽しいですね。今日は「あなたはだあれ」「のせてのせて」「いないいないばあ」など、このシリーズにどっぷりでした。  お手玉のせんべい・・・いつも通っているわらべうたでは、手の平に、せんべいに見立てたお手玉をのせて、歌いながら軽くたたくんですよ。ひっくりかえすときに、お手玉もひっくり返して、焼きあがったらのりをまいて食べるまねをして遊んでいます♪

フラニーさん

お手玉、教えてくださってありがとうございます。それならわたしもできそうです。
『のせてのせて』は、うちもよく読みました。まこちゃんのじどうしゃのまこちゃんを息子の名前にして読むと喜んだなあ。それに、「はい」と動物たちが手をあげるページで、息子も手をあげるんですよね。
いま、子どもさんに読んであげられるなんて、いいなあ。絵本って、聞いてくれる子どもがあってのものと、最近思うのです。

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