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登校指導

 息子の小学校では、学期はじめに、保護者による登校指導週間がある。いままでは、当番に当たった日に、これもおつきあいという感じでちょこちょこっと、家のすぐそこまで出ていたのだか、今年は地区長。はりきって、7つある地区の分団に、毎日ひと分団ずつ、ついて学校まで歩くことにした。
 1日目、新1年生が加わり、どの子の顔も輝いて見えた。学校までは2キロ近くあり、上り坂もあるので、大きな子が小さな子の手をひっぱり励ましながらの登校。登校指導のお母さん方のほかに、地域のたくさん方が、学校のサポーターとして、安全指導員として見守ってくださっている。なんだか、あたたかい気持ちだった。
 ところが、2日目、3日目と日がたつにつれ、新鮮さが消えたのか、疲れが出てきたのか、1年生の顔はくもりだし、大きな子は自分の友だちと話すほうに夢中になって、小さな子をほおりだす子が出てきた。列も乱れてきた。「1年生の子を見てあげて。待ってあげて」と注意しても、元気のいい子たちは、なかなか言うことをきいてくれない。
 信号では、後ろのほうの子たちが取り残されたり、もう赤信号になっているのに、横断歩道をうろうろしていたり、危なっかしくてしかたがない。うまく指導しきれないうちに指導週間が終わってしまった。

 子どもたちの登校の様子を知らなければよかったのに、知ってしまった以上は、ほおっておけない。それに毎朝、出てくださっている地域のボランティアの方に、甘えてばかりでは申し訳がない。かくしてわたしも、指導週間の後、学校のサポーターとして、息子の分団について歩くことにした。サポーターには、もともと、お昼休みの読み聞かせをするために登録していたのだが、自分の運動にもなるから一石二鳥だ。
 
 そのボランティアの方から、ときどき、大きな子が小さな子に、度をこしたからかいをすることがあると聞いた。わたしの見ている前で、そうしたことは起きなかったのだが、大人の目があると、子どもはセイブするのだろう。
 そういえば、うちの息子も低学年のころ、後からたたかれたとか、飛びけりをされたと訴えていたときがあった。息子ががんばれると言ったので、そのまま乗り越えさせたし、それで息子も鍛えられたと思っていたのだが、それでよかったのだろうか。そのころ(まだ、サポーターの制度はなかったが)、わたしがいっしょに歩いていれば、いやな思いをしなくてすんだのかもしれない。
 でも、子ども同士のことは、子ども同士で解決してほしいという思いもあり、親はどこまで手をだすか考えてしまう。難しいところだ。

 

 

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コメント

お疲れさまです。集団登校なんですね!
息子の学校は違うので、新鮮です。
子どもをターゲットにした事件が多いので、昨年度、保護者から「集団登校をして下さい」という意見が上がったのですが、学校の回答は「集団登校には問題が多いので難しい。」でした。
そういう、問題が起こるのですね。
子どもが学校に行きだすと、子どもだけで解決してほしいという理想と、それで、心に傷が残ったらという心配が、いつも同時にやってきますね。難しいですね。

こももさん

 わたしは、自分自身も集団登校していたので、集団登校が当たり前だと思っていました。でも、テレビドラマを見ているとしていませんね。首都圏は集団登校が少ないのかしら?
こちらでは、下校時も、必ずグループで帰るように学校で指導されています。

 集団登校は、それでも分団で縦の関係や仲間意識ができるなどの利点もあります。いじめられるのも、ひとつの通過儀礼というか、仲間になる試練とも考えられるのですが、それで学校へ行きたくない子がでてきたりもします。やはり、大人としては、いけないことはいけないと諭さなければいけないでしょうね。
 子どもの社会は、大人以上にきびしいです。

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