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きょうというひ

 昨年のクリスマスを前に出版された絵本。ようやく手にしました。クリスマス絵本というわけではないけれど、その時期に、静かに、こどもたちと読みたかったと思います。今年のクリスマスにはぜひ。

『きょうというひ』
 荒井良二作
 BL出版

 昨日の夜、雪が降る。
 きょうという日のためにあんだセーターをき、きょうというひに似合うぼうしをかぶる。
 きょうという日を照らすロウソクをつける。
 雪で小さないえを、いくつもいくつもつくり、ロウソクをともす。
 そして、いのる――。

 雪のふりつもった、しーんとした世界に、いくつもいくつも、ろうそくがともります。火をともすのは小さな女の子。きょうという日を大切にていねいに生きている女の子でしょう。その女の子の真摯ないのりのこめられたともしびが、町へ、世界へとひろがっていきます。そのともそびは、絵本のページからわたしたちのところへもとどきます。

 砂漠の国のような、大氷原の国のような、南国のような――エキゾチックな色使い、そして、子どもが書いたような素朴な筆づかいの、あの荒井良ニさんの絵本です。今回はレースをつかったり、コラージュも組み合わされているようです。でも、どうして、こんなにやすらぎをおぼえ、そして胸に響くのでしよう。見てください。声に出して読んでください。感覚的に訴えてくる絵本です。

 

 

 

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コメント

表紙もとても素敵ですね。
是非、手にとってみたい一冊です!

こももさん

また、すこし寒くなってきたので、雪が降ったら、読みたいななんて思っています。

大人でも・・・大人だかこそ読みたくなりました。

さくさん、はじめまして。

そうですね。
むしろ、大人のほうが、心に染み入る絵本かもしれません。そして、こどもたちに、この思いを伝えたくなります。


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