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2006年1月24日 (火)

お誕生会

隣の市の保育園のお誕生会で、おはなし会をしてきました。

 この保育園は年少さん、年中さん、年長さん、あわせてたったの12人。
 1月に誕生日の子は、年長さんと年少さんの男の子が一人ずつ。王子様の衣装に扮して、会場の遊戯室で、お友だちたちと、ふたりのお母さん、先生のあたたかい拍手に迎えられて、登場しました。
 友だちから主役の二人への質問、先生からの手作りプレゼント、歌のプレゼントのあと、いよいよ私たちの出番です。

 プログラムは
  紙を使って  コートのおはなし わたしの担当
  絵本     かあさんねずみのおくりもの(谷真介文 赤坂三好絵 小峰書店)
  てあそび   てんやのおもち  わたしの担当
  紙芝居    たべてみたいなおほしさま(武鹿悦子脚本 末崎茂樹絵 教育画劇)
  パネル       トンネルぬけると

 この園には毎年数回いくのですが、本当によく聞いてくれます。今日の子どもたちは横一列で学年順に並んでいたので、お話への反応、手遊びの出来かたが、年の順に変わるのが、はっきりわかっておもしろかったです。また、ひとりひとりの個性を肌で感じとれるのも、小さな園ならではでしよう。

 手遊びは、わたしの誘導が下手で、失敗してしまいました。自分の手と、隣の子の手をかわりばんこにたたくようにしたかったのですが、隣の子の手をたたくというのが、うまく出来なかったのです。人数が少ないので出来ると思ったのですが……、手と手がこんがらがって、けんかを始める子も。
 はじめに自分の手を上下に合わせてたたかせればいいのに、拍手するようにたたかせてしまったのが、そもそもの間違いでした。途中で無理だとわかり、友だちの手ではなく、自分のひざをたたくように変えたら、なんとか出来ました。ほっ。
 小さな子がはじめからうまく出来るよう工夫が足りなかったと、反省しています。
 きょうの子どもたちにはごめんなさいですが、この失敗をいかして、次の機会には、子どもたちをもう少しうまく誘導して、楽しめるようにもっていけると思います。

 ラストのパネルシアター「トンネルぬけると」は、どこでも好評です。トンネルをぬけると、自転車が自動車、自動車がバス、とだんだん大きくなっていくのが、まるで手品を見ているよう。子どもたちは、演者といっしょに大声で歌って楽しんでくれました。わたしたちも、うれしくなって、のりにのってしまいます。

 わたしたちが園を出るころ、子どもたちは給食時間。12人全員が同じ部屋で食べていました。ああ、12人の子と3人の先生が家族だなと感じました。

 とてもいい保育環境だと思うのですが、先生のお話では、大勢でのゲーム遊びが出来ないのが悩みとのこと。なにごとにも一長一短があります。でも、やっぱり、すてきな保育園と子どもたちだと思うのです。

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コメント

手遊びは、本当に難しいですね。
集まった子どもたちにも大きく左右されるし、同じ子どもたちだからといって、次もうまくとは限らない。
場数を踏まないとと、いつも思います。
たぶん、おばあちゃん位になると、最高に味も出て、いいお話し会が、演出できるようになるんじゃないかなぁなんて、考えています。
目標設定が長すぎでしょうか?

さてさて、いつも質問ばかりで申し訳ないのですが、「紙を使って コートのおはなし」とは、何ですか?
ものすごく楽しそう!
時間があるときで構いませんので、教えて下さい。

追伸・
松井るりこ子さんの記事、見つかりました。
読んだ当時とは、私の価値観も変わっているので、おもしろく読み返しました。
文章をそのまま載せるのもマズイので、なんとなく、自分の中で内容をまとめつつ、いつかお伝えできたらと思います。
ちなみに、私も「七歳までは夢の中」、読みました!

こももさん

ありがとうございます。

> たぶん、おばあちゃん位になると、最高に味も出て、いいお話し会が、演出できるようになるんじゃないかなぁなんて、考えています。

 わたしも、同じように考えています。
 おはなし会は聞き手とでつくっていくものなので、聞き手をすばやく知り、聞き手に合わせていけるようにと思うのです。もともと、わたしは状況判断が苦手なうえに、口下手なので、絵本やおはなしに逃げていたところもあるのですが、やはり一方的に絵本を読むだけではいけない、読む技術を磨くだけでなく、子どもと分かり合おうとする努力が大切と思うようになりました。
 年と経験を重ねれば、不器用なりにも味がでてくるかな。そう思うと、年を重ねるのが楽しみですよねー。

「コートのおはなし」は有名なお話なので、多分ご存知ですよ。
藤田浩子さんの『おはなしおばさんの小道具』(一声社)に載っています。藤田さんの本では「おはなし」というタイトルになっていますが、「昔、ひとりの男がコートをつくりました」てで始まるので、勝手に「コートのおはなし」とタイトルをつけてしまいました。
 類話の絵本では『ヨセフのだいじなコート』(フレーベル館)、『おじいさんならできる』(福音館書店)があります。
 コートを長い間着ていてぼろぼろになったので、ブレザーにし、またブレザーがぼろぼろになったのでベストにし……と、だんだん小さいものに作り直していきます。紙にコート、ブレザー、ベスト……の絵を書いて、折りたたんで、ひとつひとつ見せていきながら、お話を進めます。ラストのおちがわかるのは、小学生からだと思います。でも、それがわからなくても、その前を子どもたちは十分楽しんでくれます。昨日は、先生が、ラストのおちにとても感動してくださいました。

松井るり子さんの記事のこと、こももさんのおはなしを楽しみにしています。

いつも、丁寧な回答をありがとうございます。
勉強になります!
今日、図書館でおはなし会があったので、早速『おはなしおばさんの小道具』を探してきました。
けれど、図書館員用の文献しかなく、一般貸し出しはしていないとのこと・・・
がっかりしていたら、「ボランティアさんだから、書庫に戻ってきたら特別に貸してあげましょう」と言ってもらえました!やった!
戻ってくるのが、待ちきれません!

追伸・『おりの中の秘密』も借りてきました。装丁も素敵ですね。

こももさん

『おはなしおばさんの小道具』
借りられてよかったですね。お話会で実際に使えるものがいっぱいあってお薦めです。わたしは持っていませんが、続編もあります。

作者の藤田さんのお話会、一度でいいから、拝見したいものです。

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