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2005年12月22日 (木)

世界のなぞかけ昔話

 世界の昔話の知恵を、なぞかけ問題で紹介してくれる本2冊。それぞれ、14話と15話収められている。
 なぞかけがあり、ページをめくると「たねあかし」で答えがわかる仕組み。巻末にすべてのお話の出所がきちんと説明されているのが Good だ。

『どうしてかわかる?』『あたまをひねろう!』
 ジョージ・シャノン文 ピーター・シス絵 福本友美子訳 晶文社

 さっそく息子となぞに挑戦してみた。

『どうしてかわかる?』の1話目はテレビ番組の「脳内エステ IQサプリ」的。ふたりとも難なくクリアできた。
 2話目は、ヤギとオオカミとキャベツを、ひとりの男が一艘の舟で川向こうへ運ぶ。舟にはひとつしか荷物をのせられない。ほおっておくと、オオカミはヤギを食べるし、ヤギはキャベツを食べるし、さあ、どうやって運ぶ? という問題。ああ、どこかで聞いたことがあると思いながら、ふたりで思案。はじめは何を運べばいいか考えて、ふたり同時に、あー、わかりそうっ! とさけんで、とうとう答えを導き出せて満足した。
 3話目、4話目は、ふたりともおはなしを知っていた。簡単、簡単と思ったら、次からは、難しくなった。ふたりでうんうんと考えても答えが出ず、とうとう「たねあかし」を読み、なるほどとうなずくことが多くなった。
『あたまをひねろう!』では、さらに難度があがった。ウィットに富んだお話に、にやりとしたり、うーんとうならされたり。
 表紙裏に「10歳以上のみんな」と対象年齢が書かれているのに納得だ。

 こんなふうに寝る前に5~6話ずつ親子で楽しんでいたが、息子は、よほど、おもしろかったのだろう。ある日、学校の朝の会で使いたいといいだした。息子のクラスでは、当番がクイズや心理テストをすることになっている。息子の当番は間近らしい。 
「本を持っていって読む?」と聞くと、お話をだいたい覚えるという。おお、めんどくさがり屋の息子に似合わずなんと前向きな姿勢! とわたしは感激し、ふたりで短めでおもしろそうなのを2話選んだ。本のまま暗記するのは大変なので、息子の言葉にして練習。息子はかなり苦労したが1話はなんとかいえるようになった。でも、それで精一杯。もう1話は、やはり本を読むことに。
 さて、当番の日、わたしは、息子が忘れずにいえたかどうか、心配で気が気でない。息子が帰宅するやいなや「どうだった? うまくいえた?」と聞けば、「うん、いえたよ。でも、みんな、わけわからん」といってた、という答えで肩すかしされた感じ。

 クラスの友だちは、いつものなぞなぞのつもりで聞いていたのが、トーンがちがっていたので戸惑ったのかもしれない。

 さて、さらに3巻目『やっとわかったぞ!』も11月に出版されたようす。
 また、親子で楽しもうっと。

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コメント

「まず、ヤギを運ぶ!」息子が即答。
でもでも、向こう岸にヤギがいるでしょ?
次に何を運ぶのよ~!
「どうするの~??」母は困惑。

すると息子は、
「向こう岸についたらヤギをオリに入れる」
と即答。
え?ありですか?ないですよね?

お願いです。
これだけ、答え教えて下さい~

本当に楽しそうな本ですね!

こももさん

> 「まず、ヤギを運ぶ!」息子が即答。
ピンポーンです。

檻はなしです。

ヤギのつぎになにかをはこんで、ひきかえすときがポイントです。
答えはふた通りあります。
ヤギとオオカミとキャベツをそれぞれ紙に描いて、実際に動かしてみるとわかりやすいかも。わかってしまえば、なんでもないことです。

答えがわかってもここに書かないで、親子でにんまりしてくださいね。

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