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2005年12月26日 (月)

昔ばなし大学 語りコース3回目

 昔ばなし大学語りコースの3回目講座にいってきました。

 今回、わたしは語りの担当。明日児童館で語るので、それと同じスウェーデンの昔話「屋根がチーズでできた家」(『子どもに語る北欧の昔話』)を語りました。
 家では、けっこううまく語れるようになってきていたので、まあまあ自信を持って話し始めたのですが、なんとあがってしまったのと、暖房の音が気になって、集中力に欠け、思いどおりに話せませんでした。昨日、おとといと、クリスマス気分で練習をさぼったせいもあるかも……。
 それでも、講評は悪くなく、「この調子で自信を持って、どんどん語ってください」と励まされ、気をよくして帰ってきました。「子どもの前でどんどん語る」ということが、なによりも大切だと思います。 

 他のみなさんのおはなしは、どれも、それぞれにすばらしかったです。とくに「一足の靴」という創作。これはピエール・グリバリの『木曜日はあそびの日』(岩波少年文庫)のなかに収められている、ユーモラスでロマンチックなお話です。

 左と右で仲のよい夫婦の一足の靴が、お店からある奥さんに買われていきます。ところが、それまで仲良く並んでいたのに、奥さんがはいて歩くと、夫と妻はたがいに、前に行ったり後に行ったりのすれ違い、いっしょにいる時間がすくなくて、寂しくてたまりません。そこで……。

 語り手の方は、その世界を十分にひきだして語ってくれ、大笑いして聞いたのですが、笑いのなかに、山あり谷ありの夫婦の人生みたいなものが、ふとかいまみえて、しみじみとした気持ちにもなりました。
 でも、わたしが暗記して語っても、あのおかしさ、ほんのりつやっぽいあたたかさは、とても出せないでしょう。何年後かに挑戦したいおはなしです。

 残念ながら出典の『木曜日はあそびの日』は、ただいま絶版とのこと。わたしの近くの図書館にはもないようです。復刊されますように。

 それにしても、おはなしって、本当に人柄がでます。お話もだけれど、心も磨かなくちゃと思うのでした。

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