2020年3月 5日 (木)

小学校女子の微妙な心を描く、あいちゃん、ともちゃんシリーズ

 この数年、くすのきしげのりさんの絵本が多数出版され、おはなし会でもよく読まれている。そこには、子どもの日常生活に起こる出来事から、子どもが悩み考え、健やかに成長していく姿がある。その姿は、子どもたちにとっては共感しやすく、子どもの成長を願う大人にとって、喜ばしく、感動的だ。子どもに接する自身の態度を反省させられることもある。
 くすのきさんは、長年教職を勤め、たくさんの子に出会ってこられた。様々な個性をもつ子どもたちの中のひとりに焦点をあて、ある出来事を通して、その子の気持ちの変化を描き出すのが、とても巧みだ。

 

ええところ (絵本単品)』『へなちょこ』『ひとりでぼっち』は、
ええところ (絵本単品)』と『へなちょこ』は、親友のあいちゃん、ともちゃんが、それぞれ主人公。あいちゃんは、背が低く、運動も苦手な、おとなしい子。ともちゃんは、運動が得意で、だれとでもはきはき話せる活発な子。対照的なふたりなのだが、だからこそ相性がいい。『ええところ (絵本単品)』では劣等感を持つあいちゃんの「ええところ」を、ともちゃんがみつけて励まし、『へなちょこ』では、何でもできるからこそ隠したい、ともちゃんの「へなちょこ」な弱点をあいちゃんが受けとめ、その克服を助ける。
 2作品ともに共通しているのは、あいちゃんとともちゃん、ふたりが相手を思いやるやさしさ。ふたりの友情のような、裏のない、ほっとできる関係は、女子が最も求めているものだろう。

へなちょこ』の出版からから約7年たって、『ひとりでぼっち』で、あいちゃん、ともちゃんのクラスメート、はなちゃんが登場した。はなちゃんは、引っ込み思案で空想好きな子。いじめを受けているわけではないけれど、いつもぐずぐずしているうち、気がつくと「ひとりぼっち」になっている。ひとりでいるのも好きだから、まあ、いいかと思っているけれど、内心、ちょっぴり寂しい。それで、いっそ自分から進んでひとりぼっちになって、「ひとりでぼっち」をしようと考える。
 ひとりが好き、でも、いつも、みんなのなかで、ひとりは寂しい、だけど、仲間に入る勇気がない。だから、ひとりでひとりを楽しもう。そんなさても複雑な思いと強がりで、心はぐちゃぐちゃになっている。
 そんな、はなちゃんに、なにかと声をかけるのは、活発なともちゃん。その近くには、いつも、親友のあいちゃんがいて、いっしょにはなちゃんを思いやる。そして、はなちゃんを、みんなの輪の中へ、さりげなく誘い入れるのだ。

 学校の友達関係が、こんな思いやりにあふれていたら、どんなに素敵だろう。実際の学校生活は、こんなではないかもしれない。私が子どものとき経験からいえば、仲良しの中でも、競争心や妬みがあって、意地悪や陰口が行われている。でも、子どもたちは、あいちゃん、ともちゃんのような思いやりにあふれたやさしい子でいたい、そういう友達がほしいと心から願っているはずだ。だから、共感できる子が登場する、このシリーズは、女の子たちの心をほっとやわらげ、癒やしてくれると思う。

  
 

 さて、このシリーズのもうひとつの大きな特色、魅力は、イラストレーターふるしょうようこさんの絵だ。やわらかな線とパステルカラーのやさしい色合い、現実にファンタジーを組み合わせて、心の機微を映し出す絵は、小学生女子の心をきゅんとさせるだろう。 悲しい気持ちを、ブルー系の模様の背景やデフォルメした涙で表したり(『ええところ (絵本単品)』)、陰で表したり(『へなちょこ』)、嬉しい気持ちのページでは、花が飛び出していたり。私が好きなのは、『』の縄と、ユーモラスな縄おばけだ。
 3作の表紙、裏表紙をくらべて見ると、また楽しい。表紙にはそれぞれの主人公の顔がある。かわいい丸い目のあいちゃん、きりっとつり目のともちゃん、さらっと切れ長の目のはなちゃん。それぞれが、そのイメージに合った花に囲まれている。そして、裏表紙では、『ええところ (絵本単品)』『へなちょこ』で、あいちゃん、ともちゃん二人の下校姿だったのが、『』では、本をもって帰るはなちゃんに、あいちゃん、ともちゃんが後から声をかけている。こうして、ひとりひとりの個性を尊重している感じが、とても気持ちいい。

 このシリーズ、この先も続いて、尊重しあえる仲間が、ひとりずつ増えていったら、楽しいと思う。

#ひとりでぼっち #NetGalleyJP
https://www.netgalley.jp/book/174839/review/592770

 NetGalleyのプレゼント企画で、『ひとりでぼっち』をプレゼントしていただきました。

  Img1190thumb1 

あいちゃん、ともちゃん、はなちゃんとの出会いを、

ありがとうございます。

 

 

2020年2月27日 (木)

2月のひよこちゃん みんなそれぞれちがう

 なんと4組もの親子がきてくれた。0歳さんと1歳さん、2歳さん2人。みんな女の子だ。

プログラム 

 わらべうた くまさんくまさん *
       お茶を飲みに来てください *
 絵本 愛蔵版 ぶっぶー どらいぶ (主婦の友はじめてブックシリーズ) 中川ひろたか文 山本祐司絵 主婦の友社
 絵本 ケーキ やけました (講談社の創作絵本) 講談社
 わらべうた じーじーばー *
       にぎりぱっちりたてよこひよこ * *
 絵本 あれあれ だあれ? (あかちゃんあそぼ) 中川ひろたか作 村上康成絵 ひかりのくに
 わらべうた だるまさん *
       ずくぼんじょ *
 絵本 おでかけ ばいばい (福音館あかちゃんの絵本―おでかけばいばいの本1) はせがわせつこ文 やぎゅうげんいちろう絵 福音館書店 *
 紙芝居 ワン ワン ワン (あかちゃんかみしばい ぱちぱち にっこり) とよたかずひこ作 童心社


  
  
 


 0歳さんは、はいはいができるようになり(この子は先月もきてくれた)、1歳さんは歩けるようになって、好奇心旺盛でいろいろなところへいきたい盛り。2歳さんは、ふたりともはずかしがりや。
 そんなわけで、絵本や紙芝居では、なかなか、集中してもらえなかった。わらべうたでも、それまでキャッキャッと遊んでいたのが、きゅうにお母さんのお膝でじっとしているのがいやになって、にげだしたりする。急に絵本のところへ来て、ゆびさして、ワンワンとゆびさしてみたり、『あれあれ だあれ? (あかちゃんあそぼ)』のお母さんの顔を見て「ママだ」といってみたり。まったく小さな子は予測がつかない。でも、それぞれの子が、それぞれ違うところに関心をもっていた。みんな性格がちがっていて、日々、成長しているのだなと今日はとくに実感した。
 どうぞ、みんな健やかに育ちますように。

2020年2月18日 (火)

2月のおはなし広場 『ともだちや』で理解の差

 昨日のおはなし広場。暖かかったけれど、先生がストーブを焚いてくださった。
プログラム
 絵本 うれしいさんかなしいさん 松岡享子作 東京子ども図書館 *
 おはなし てぶくろ ロシアの昔話
 絵本 いちねんせいに なったから! いちねんせいの1年間 (講談社の創作絵本) くすのきしげのり文 田中六大絵 講談社
 紙芝居 紙芝居 りゅうぐうのくろねこ (紙芝居 アジアのむかしばなし) イ・スジン作 童心社 *
 絵本 にぎやかなおでん犬飼由美恵文 出口かずみ絵 教育画劇
 大型絵本 ともだちや (「おれたち、ともだち!」絵本) 内田麟太郎文 降矢なな絵 偕成社


   

うれしいさんかなしいさん』は、うれしいこととかなしいことが代わりばんこにおきる。もう少し小さな子向けのおはなしかもしれないが、おはなし会の導入として子どもたちが和むように読んでみた。子どもたちはすぐに、そのパターンを理解して「うれしいさん」「かなしいさん」と口々にいっている。反対からも読んでまんなかでぶつかると、ちょっと驚きの声があがった。


   ←出典本

 そのあとの「てぶくろ」は、熱心に聞いていた。知っているおはなしだろうに、動物が増えるたびに、「ええー」「むりだよー」と言っている。絵本で見るのとは別の感覚があるのかもしれない。


   

 大喜びだったのは『いちねんせいに なったから! いちねんせいの1年間 (講談社の創作絵本)』。ともだちをつくろうと、一生懸命、自己アピールする主人公に、笑ったり、「無理無理!」と声に出したりしていた。ラストも大笑いで終わった。


   

 その興奮があとをひいて、そのあとの私の紙芝居『紙芝居 りゅうぐうのくろねこ (紙芝居 アジアのむかしばなし)』は、始まりがざわついて、先生が「しーっ」と注意されたりした。こういうとき私は、うまく子どもたちを引きつけられないなと思う。それでも、途中からしんとして聞いてくれた。あずき5粒を食べさせられた猫が金を5粒だすところ、死んでしまうところ、芽がでてくるめところなど、興味深く聞いていた。最後は「ほー」という関心の声。そして「短かかった!」という声があがって、私はちょっと安心した。「短い」と言うときは、たいてい、集中してきいて、あっという間におはなしが終わってしまったように感じているときだからだ。


   

にぎやかなおでん』で、またにぎやかに。こんにゃくが芋からできていることを知ってる子がいて、驚かされた。


   

 最後の大型絵本『ともだちや (「おれたち、ともだち!」絵本)』も、楽しんでいた。オオカミがともだちになったキツネに、大切なミニカーをプレゼントすると、「ええ、あげちゃうの?」と、その気前よさに驚いていた。子どもから見れば、いくらともだちでも、簡単に宝物を贈るのは難しいのかもしれない。「ともだちいちじかん100円」という呼び声がおもしろいらしく、その呼び声がラストで変ったのが残念な様子を見せる子も。みんが喜んで聞いていたけれど、理解の深さがそれぞれ違う。ほとんどの子が本当の内容をちゃんと理解できるには、もう少し年齢が上なのかもしれない。

2020年2月14日 (金)

H小学校 朝の読み聞かせ 4年1組 「北風に会いにいった少年」最後はうまくいくんだね

 バレンタインの今日は、H小学校へ。時間より早くいったのだが、子どもたちがきちんとすわって待っていてくれた。

プログラム
 絵本 バナナです 川端誠作 文化出版局 
 おはなし 北風に会いにいった少年 ノルウェーの昔話


   

バナナです』は、ずっと「バナナです」と読み続けるので、笑って聞いていた。「猫です」「犬です」などと言う子も。


   ←出典本

 つぎのおはなし「北風に会いにいった少年」は、なんかどきどきして息がつづかなかったり、また、間違えるのをうまく修正したりしながら語り始めた。途中から調子がでてきたのだが、子どもたちがなんかもぞもぞと集中しない感じ。でも、そのうち、それまで、特に落ち着かなかった子がぴたっと止まって聞き出した。ああ、よそごとしながらもちゃんと聞いていたんだと思いながら語った。ところが一番大事なところで、ちょっとしくじった。あちゃー、まただ。でも、とにかく、すぐに立ち直り、最後まで。語り終わると、ひとりの子が「最後にはうまくいくんだな」と言ってくれた。こちらが、しくじった!と思っても、そういう声をきかせてもらえると、一気に嬉しくなる。

 ところでこのお話、一度、他の学校の5年生で喜んでもらえたので、大きい子のほうがいいと思ったが、もしかしたら、それほど難しいおはなしではないので、低学年のほうがいいかもしれない。とにかく、私が好きな話なのだ。もっと、もっと語りたい。
 

2020年2月12日 (水)

南K小学校 朝の読み聞かせ 4年1組 『ちへいせんのみえるところ』のふしぎな魅力

 昨日までの寒さが和らいできた。教室に行くと、担任の先生がまだいらっしゃらなくて、読み聞かせがあるのが伝わっていないらしい。そっと顔をのぞかせると、すぐに読み聞かせの体勢になってくれた。

 


プログラム

 絵本 ちへいせんのみえるところ 長新太作 ビリケン出版
 おはなし ルンペルシュティルツヘン グリムの昔話

 
   


ちへいせんのみえるところ』は、「でました」といって、地平線の見えるところから、男の子の顔やら船やら火山やら、とんでもないものがでてくる。無邪気に笑ってくれた。この作品は長さんの絵本のなかでも、とくに、なんだかわからないくせに、おかしくて楽しい。頭がくちゃくちゃにされて、すっきりするという感じだろうか。

 


  ←出典本  

「ルンペルシュティルツヘン」も、よくきいてもらえた。ただ私はちょこちょことちった。語っているときに、「うまく語れている」とか「あの子がちょっとつまらなさそう」「でも、がんばれ」とか、邪心がいっぱい湧いてきて、時々集中できなかったのだ。

 おはなしにそっくり入れるときと、自意識との戦いになってしまうときがあり、今日は後者。おはなしを伝える、それだけに心を入れたいのに。まあ、情けないことだ。、

2020年2月 6日 (木)

K第二幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるお話会 3回目 「アナンシと五」「5」は数えちゃだめ!

 やっと冬らしい日。木枯らしが冷たい。
 K第二幼稚園の子どもたちは元気で、お休みがいない感じだ。いつものホールでは、発表会の練習が行われていたので、教室で行った。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし 屋根がチーズでできた家 スウェーデンの昔話 *
 わらべうた たこたこあがれ *
 おはなし アナンシと五 ジャマイカの昔話
 おしまいのうた ろうそくぱっ *


 先生のお話では、外遊びをした後に暖かい部屋に戻ってきたところだから、もしかしたら居眠りのする子がいるかもとのことだった。

   ←出典本

 でも、「屋根がチーズでできた家」を話し始めると、どの子も興味を持って聞いてくれた。やはり「子どもの肉を食べるトロル」というのが、恐怖なのだろう。怖がりながらも、先がどうなるだろうかと耳を澄ませている。前回D保育園で話した時と同じくらい聞いてもらえた。ここの子たちも成長したのだと思う。子どもってすごい!! わたしも集中してきちんと語ることができた。こういうときは満足感も大きい。

   ←出典本

「アナンシと五」もよく聞いていた。アヒルのおくさんやウサギのおくさんが食べられてしまうと、隣の子と顔を見合わせてびっくりしたりしている。

 おはなしが終わった後、先生が「みんな、数、かぞえられる?」「1、2、3、4、」というと、「5、6、7……」と数え続ける子が多い中、5を言わない子がいたり。なかにはわざと「5」といって、ばったり倒れる子もいた。
 成長の過程はそれぞれだ。

 

2020年2月 1日 (土)

2月のK図書館分館おはなし会 また、眼鏡を忘れた!

 今年、担当の第1土曜日が1月4日のお休みだったので、K図書館分館ではじめてのおはなし会。
 冬らしい晴天。まず1組の親子が来てくれた。男の子で6歳くらいかな?

プログラム
 わらべうた いっぴきちゅう
 絵本 きっともっとすてき! あんびるやすこ作 ひさかたチャイルド
 絵本 オオカミと10ぴきの子ブタ (児童図書館・絵本の部屋) 評論社 久山太一訳 
 紙芝居 かみしばいおに (紙芝居ユーモアひろば 第 1集) 矢玉四郎作 教育画劇
 エプロンシアター おふろにはいろう

 聞き手が少ないと緊張するのだろうか? とても静かに聞いていた。

   

きっともっとすてき!』は、仕掛け絵本。シンプルなおはなしだけれど、小さな子は楽しめると思う。

   

 わたしは『オオカミと10ぴきの子ブタ (児童図書館・絵本の部屋)』を読んだ。ところが、眼鏡を忘れたので、大変。何回もとちってしまった。ごめんなさい。

 節分ということで『かみしばいおに (紙芝居ユーモアひろば 第 1集)』。この紙芝居からもうひとり、年中さんの女の子が参加した。
 最後はエプロンシアター。いろいろな野菜がお風呂に入って、きれいになるお話。子どもたちは、野菜の名前がいろいろ言えた。大根が黒いときは、「ごぼう」と言っている。でも、じゃがいもや里芋もちゃんと言えているのがすごい。

 ところで、わたし、自分としては、とても反省している。うまく読めなかったのは、眼鏡を忘れたこともあるけれど、ろくろく練習していないから。このところ、おはなし会に人が集まらない。集まっても、2、3歳の小さな子たちで、しっかりしたお話の本は読めず、なんだか、やる気を失ってしまっていたのだ。今日も、ちいさな子向けの本を持ち、もし、大きな子がきたら、みたいな感じで、ただ候補の本をいくつか持っていっていただけ。そして、よし!と読んだら、このざまだった。ああ、年齢をとって、ぱっと見てぱっと読むってことができなくなったてきたのだと、実感した。
 とっても読みたい。でも、ちゃんと読むためには、たとえ、その日読めなくても練習しておかなくちゃ。その練習を自分で楽しめばいい。

2020年1月31日 (金)

C児童館 未満児さん おはなし会 鬼退治に参加

 先日、小学生向けにストーリーテリングでいったC児童館で、きょうは未満児さんと。
 節分の豆まき(というより鬼退治)の行事が行われることになっていたので、参加者は多くて16組。子どもは赤ちゃんも合わせて20人。一番大きな子たちは3歳とのことだった。

プログラム
 わらべうた くまさんくまさん
 絵本 まあるくなーれ こどものとも0.1.2. 2019.09 鈴木智子作 福音館書店
 絵本 ぼくのくれよん (講談社の創作絵本) 長新太作 講談社
 わらべうた てってのねずみ *
       どっちんかっちんかじやのこ *
       もちつき *
 紙芝居 まるちゃん あそぼ! (あかちゃんかみしばい いっしょにこんにちは) 長野ヒデ子作 童心社


   

 なによりも驚いたのは、子どもたちがとてもお利口だったこと。一番前に大きな子たちがかぶりつきで絵本を見て、小さな子たちはお母さんのひざにいて、絵本も紙芝居も、それはそれはよく聞き、見ている。
 わたしは途中のわらべうたを担当。小さなねずみ人形を、腕にそって歩かせながら「てってのねずみ」をしたあと、お母さんとやってもらうために「ママのお膝にいってね」というと、いっせいにママのところへ行き、ちゃん、とすわったのだ。その後、お手玉をくばって、また回収するときも「おばさんのところへ持ってきて」というと、すっと持ってきてくれる。とってもやりやすかった。

 おはなし会が終わった後、私たちも、ももたろうの犬、サル、キジになって、子どもたちといっしょに、鬼退治をしに隣の部屋の鬼ヶ島へ。大きな鬼が作ってあり、子どもたちは新聞紙の玉を鬼にぶつけていた。
 鬼がわかっている子とわかっていない子がいて、わかっている子は真剣になっているのがかわいかった。

 児童館では、この小さな子たちに、毎回、絵本の読み聞かせをする一方で、お母さん方には、集団ではなく親子だけで絵本を読む年齢ですよと伝えているとのこと。とっても素敵だと思った。

2020年1月30日 (木)

D保育園 年長さん ストーリーテリングによるお話会 4回目 「屋根がチーズでできた家」に、こわいこわい

 本当は先々週に行うところ、相方が風邪で声が出なくなってしまったので、今日に変更してもらった。子どもたちは、そのことを先生から聞かされていて、部屋に入ると、どっちが「熱がでたの?」。相方が「はい、私です」と手を挙げると、「やっぱり、そうだと思った」(えっ! なぜ?)さらには、「やせたね」「若返った」などと言っている。年長児ともいえども恐るべしだ。
 そんな感じで和やかにはじまった。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ
 おはなし てぶくろ ウクライナの昔話
 わらべうた いっぴきちゅう *
 おはなし 屋根がチーズでできた家 スウェーデンの昔話 *
 おしまいのうた ろうそくぱっ *


   ←出典本

「てぶくろ」は、「あれ?知っている」と言う声がでたけれど、そのあと、ものすごく静かに、しかもよく聞いていた。「もう無理じゃないですか?」という台詞に「無理だよ」などと答える子がいた。


   ←出典本

「屋根がチーズでできた家」では、子どもの肉を食べるトロルが出てきたところで「こわいこわい」と、ひとりがいいだす。その子は本当に怖いのだろう。時々、耳を塞ぎながらもきいているので、いつもよりトロルをやさしめに語った。他の子もまんじりともせずに聞いてくれた。この話は大抵よく聞いてくれるけれど、こんなに息をつめて聞いてくれたのははじめてなような気がする。私は、先日同じ話で間違えたから、集中を切らさないようにして、きちんと語ることができた。聞き手のおかけだ。ありがとう。
 この子たち、なんだか、ぐんと成長したように思う。もうすぐ小学生だものね。

2020年1月27日 (月)

C児童館 ストーリーテリングによるおはなし会 語り手と聞き手の作る世界

 土曜日に小学校で行事があって、その代休の子たちが集まるC児童館でのおはなし会。1年生と2年生、聞きたい子だけ12人の子が部屋に入ってくれた。

プログラム
 ねずみのすもう 日本の昔話
 屋根がチーズでできた家 スウェーデンの昔話 *
 鬼六と庄屋どん 日本の昔話


出典本
  
 

 ひとり、ちゃちゃを入れる子がいて、ちょっと語りにくい感じ。「ねずみのすもう」では、「ネズミが話している」とか、「長者のねずみがお金を盗んでいる」とか。でも、ちゃんとおはなしの内容はわかっているようだ。語り手も落ち着いて語り、特にかけ声のところでは子どもたちも一緒に声に出したりして、楽しいおはなしになった。

 わたしは「屋根がチーズでできた家」。はじめのうちは、屋根にのぼったのは「わたしだよー」などといってくるので、語りにくい。でも、妹が屋根に上って「それから、わたし」と大きな声で言うと、びっくりしたような顔をして、聞き出した。他の子どもたちも集中して聞いてくれ、とてもいい感じだった。なのに、また、間違えた。兄の台詞を妹のところで言ってしまったのだ。すぐに「まちがえた」と言っていい直して、すぐ立ち直して語り、その後も子どもはよく聞いてくれたけれど、自分としてはあーあーとため息。最近、どうして、自分でも信じられないところで間違えるのだろう。今日こそ、集中して語りきろうと思っていたのに……。でも、終わると、茶々入れる子が、「おばさんがトロル女みたい」と言うので、それはそれで面白かった。

 最後の「鬼六と庄屋どん」は、その子がついに飽きてしまったようで、部屋から出たり入ったり、クライマックスでもどってきて座り、よく聞いていた女の子に話しかけ、おしゃべりが始まってしまった。でも、語り手はしっかりと語り、他の子どもたちもよく聞いていた。
 
 いろり端で語られてきた昔話。きっと、生活のなかでのことだから、しんとした空間ではなかっただろう。でも、語り手と聞き手のなかにはおはなしの世界がすくっとできあがっていたのだと思う。そんな風に語れたらいいのに。私は、まだまだ、おはなしが自分のものになっていないのだろうな。

2020年1月23日 (木)

1月のひよこちゃん くつろげる雰囲気を

 久しぶりの雨のせいか、来てくれたのは8ヶ月のKちゃんひとり。
 お座りとはいはいができるようになって、もう動き回りたいばかりだ。絵本もわらべうたもうまくできず、後半はKちゃんと遊び、おかあさんとおはなしした。


  
 

プログラム 
わらべうた くまさんくまさん
       お茶を飲みに来てください
 絵本 あっぷっぷ (あかちゃんあそぼ) なかがわひろたか文 村上康成絵 ひかりのくに
 わらべうた じーじーばー
 絵本 いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本) 松谷みよ子文 瀬川康男絵 童心社
 わらべうた だるまさん
       どっちんかっちんかじやのこ
       もちつき
 絵本 よくきたね (0.1.2.えほん) 松野正子文 鎌田暢子絵 福音館書店

  動き回りたいさかりの子に、絵本を見せたり、わらべうたで一定のうごきをしたりするのは、無理がある。その子の様子を見て、その時にあったわらべうたで遊べたらいいのだけれど、私のはまだその力はないと実感。
 でも、お母さんが「楽しかった、また来月もきます」とおっしゃってくださったのが救い。くつろげる雰囲気にするよう心がけるのが、なによりも大切だから、おおらかな気持ちをもとう。

2020年1月22日 (水)

南K小学校 朝の読み聞かせ 5年2組「お話を知らなかった若者」また、集中がきれて

 今朝は、暖冬の今年にしては冷え込んだ。寒いと嫌なので、もこもこの重ね着で。こんなとき、裏がボアのスエットパーカーは助かる。と思ったら、他のクラスの読み手2人もほぼパーカーをきていて、笑った。
 今日は、同じ10月に5年生の別のクラスで語ったのと同じプログラムで。

プログラム
 絵本 バナナです 川端誠作 文化出版局
 おはなし お話を知らなかった若者 アイルランドの昔話

 
  

 なかなかうまく語っていったつもりだった。子どもたちがどんどん引き込まれてくる。後半の、前に何度かしくじったところもクリア。そのあと、ああ、気を抜いた拍子に、いつもの癖がでた。つい、よそ事を考えていて間違えるのだ。なんとか、ごまかして、筋が通るよう修正して語った。子どもたちは、最後まで、しっかり聞いてくれたけれど、私自身は、分で自分に落胆。
 最近こんなことが多すぎる。集中力が切れている。歳? と不安に、いやいや、まだ頑張りたいもの。初心にかえってやり直し!

2020年1月20日 (月)

Sキッズクラブ 1、2年生 ストーリーテリングによるおはなし会 「ホットケーキ」で大はしゃぎ

 この時期になると、なぜか道路工事が多くなる。Sキッズクラブへ行く道も、一部片面通行で渋滞し、余裕を持っ出かけたはずが、ぎりぎりに。もう一人の語り手は、私より遅れたので、ゆっくりと準備をして、間を持たせてから始めた。

プログラム
 お年玉のはじまり 中国の昔話 *
 ホットケーキ ノルウェーの昔話


   ←出典本

 わたしは「お年玉のはじまり」を語った。子どもたちは、びっくりするほど静かに聞いている。終わってから、「銅貨ってわかる?」と聞くと、ほとんどの子が「わかる」といったが、1年生はわからない子もいるみたい。「金メダル、銀メダル、銅メダルの銅だよ」というと「10円玉だね」という。「昔の中国の銅貨はどんなのだったんだろうね」と言って、次につなげた。

   ←出典本

「ホットケーキ」は、後半「おじさんぽじさん」から笑い声が上がって、大盛り上がり。みんなで、つらなっていく名前をいっしょに唱えた。終わってからも、名前を口々にいっている。
 同じ話を、土曜日にしんとした中で語った私は、うらやましい限りだった。同じ話でも、状況によって、こんなにも違ってくるのだ。

2020年1月18日 (土)

I市立図書館 ストーリーテリングによるおはなし会 最後まで気を抜くな!

 風邪かはやっている。今日語る予定のメンバーの一人が声が出なくなってしまい、急遽、私が代役で語ることになった。

プログラム
 十二支のはじまり 日本の昔話 
 ねずみのすもう 日本の昔話
 わらべうた たこたこあがれ *
 ホットケーキ ノルウェーの昔話 *

 インフルエンザの流行もあるのだろうか、図書館に人が少なく、はじめ、知り合いの大人がひとり。そのうち4歳の子がひとり、それからお母さんと7歳の子、ひとりできた6歳の子、それからふらりと入ってくれた大人1名で、聞き手6名となった。
 3人の子は、足をなげだして少しずつ離れて座っている。互いに知らない子同士なので、少し緊張して、静かに聞いていた。

出典本
    
   

 わたしのホットケーキも、子どもたちは真面目な顔できいていて、なんだが語りにくい。途中から大人のほうがくすくす笑い出して、7歳の子もお母さんが笑っているからだろう、にこにこと笑い出して、なんとか語っていけた。
 ところが、おしまいのほうで、よしよし山場は超えた、うまく語れそう、とか思って気を抜いてしまった。そのとたん、集中が途切れて、一つ言葉を間違え、そこから動揺して、止まらずに、語るには語ったけれど、ぴしっと終れなかった。一度も間違えたことなど無いところなのに……。
 は~っ、またため息だ。最近どうもいけない。つぎこそ!

2020年1月16日 (木)

I南小学校 朝の読み聞かせ 6年2組 久しぶりの「あめふらし」

 今朝は冷え込んだ!! 寒いけれど、やっぱり冬は寒くなくちゃ、身が引き締まる。
 I南小学校へは、ボランティアの人数が足りないとき、呼んでもらっているので、不定期で、担当クラスも規則性がない。でも、なぜか今年の6年生とは、低学年のころから縁があり、手持ちのおはなしも減ってきた。今日は、ひさしぶりに「あめふらし」を語ってみた。

プログラム
 絵本 てをみてごらん (PHPわたしのえほん) 中村牧江作 林健三絵 PHP研究所
 おはなし あめふらし グリムの昔話

 6年生ともなると体が大きくて、部屋いっぱいに広がってしまっているので、「絵本の見えるところにつめてね」といったのだけれど、自分のリ場所がいいのだろう。なかなか動いてくれない。まあ、仕方ない。


   

てをみてごらん (PHPわたしのえほん)』で子どもたちは、絵のペーパーの手と、自分の手を同じ形にしたりしている。こうして積極的に参加しようとしてくれるのはありがたい。

   ←出典本

 つぎの「あめふらし」は、それはそれはよく聞いていた。後ろのすみっこのいた子もじっと顔を上げてこちらを見ている。とても語りやすかった。なのにわたしは、あちゃー! だいじなところでしくじった。なんとかごまかして、物語の筋はまちがいなく伝わったはずだけれど、エスカレーター式に盛り上がるところが、突然途切れた感じになってしまったのは、確か。本当にごめんなさいだ。
 おはなしの後、先生が、「うみうし」の写真を図鑑で子どもたちに見せてくれた。もちろん、知っている子もいた。私のはなしは、ちょっとまずかったけれど、子どもたちの、なにかの種になってくれればいい。

 ところで「あめふらし」。高慢ちきな王女が、若者に負けて鼻をへし折られ、その若者を夫に迎え自分より優れていると尊敬する。でも実際には、若者はキツネに頼っている。
 王女はだまされている。でも、恋に落ちるとはそんなこと。なんて考えると楽しい。。
 でも、こんな風にもとれる。若者は、自分の力の足りないところは、他人(キツネ)の力を借りた。不完全な自分を受け入れ、できないことはできる人の力を借りる。一人で何でもやろうとすることこそ愚か。だから、人に頼ることができるという点で、若者は、王女よりずっと優れている。
 今回、久々に語って、そんなことをつくづくと思った。昔話は、語るたびにいろいろな思いを呼び起こしてくれる。やっぱりいいなあ。
 

2020年1月15日 (水)

南K小学校 朝の読み聞かせ 3年2組 好スタート!

 語り始めは小学校で。昨年覚えたばかりの年末年始にしかできないおはなしで、スタートした。

プログラム
 おはなし お年玉のはじまり 中国の昔話
 絵本 ふゆとみずのまほう こおり (ふしぎいっぱい写真絵本) 片山孝写真・文 ポプラ社


   ←出典本

「お年玉のはじまり」は、大みそかの晩には、魔物が出てきて子どものさわって子どもの命を奪うので、魔物が嫌う銅貨を子どもの枕元に置いた。という、いわれ話。魔物に触られると死んでしまうというのが、恐ろしいのだろう。子どもたちは、とてもよく聞いていて、語りやすかった。

   

 そのあと、今年は氷がなかなか張らないねえといって『ふゆとみずのまほう こおり (ふしぎいっぱい写真絵本)』。こちらの地域では氷紋は見かけるけれど、しぶき氷、アイスバブル、アイスフラワーなどは、あまりなじみがない。興味を持ってみてくれた。
 好スタートだ!

2020年1月11日 (土)

1月のI市立図書館おはなし会 おはなし会はじまり

 今年のおはなし会はじめはI市立図書館。3連休のぽかぽか陽気とあって、いつもより子どもの数は少なめ。でも、なぜか、大人だけでいらっしゃった方が3~4名。支援学校からは4名(高学年から高校生まで)。そして、まだ1~2歳の幼児と、ものすごーい年齢幅となってしまった。途中出入りがあって、全体としては大人16名、こども10名だった。

 プログラム
 わらべうた ひとつひばしでやいたもち *
 絵本 おもちのきもち (講談社の創作絵本) かがくいひろし作 講談社
 絵本 十二支のはじまり いもとようこ作 金の星社
 絵本 おっしくっらまんじゅう おかいみほ作 こどものとも0.1.2. 2015.01 福音館書店
 手袋シアター だれかが忘れたぼうし
 絵本 みかんのひみつ (しぜんにタッチ!) 鈴木伸一監修 岩間史朗写真 ひさかたチャイルド * 
 紙芝居 紙芝居 しりなりべら (日本民話かみしばい選・わらいばなしがいっぱい) 渋谷勲脚本 松谷みよ子監修 福田庄助絵 童心社
 わらべうた さよならあんころもち

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 わらべうた「ひとつひばしでやいたもち」は、3番の「みごとなかざりもち」まで。歌いながら、お手玉を三つのせて、鏡餅をつくった。でも、鏡餅、なんかぴんと来ないようだった。いまは、あまり家でかざらないのだろうか? 

   

おもちのきもち (講談社の創作絵本)』と『十二支のはじまり』は、1~2歳の子にはよくわからなかったようであきてしまい、2組の親子が出ていかれた。
『おっしくっらまんじゅう』は、わたしたち会員も「おっしくっらまんじゅう♪」と読み手と歌った。年嵩の大人たちもなつかしそうに歌ってくれた。
 手袋シアターでは、ちいさな子と支援学校の何人かが大喜び。「ワンワン」など、動物の鳴き声が楽しいのだと思う。


   

 みんなが興味を持って聞いてくれたのは『みかんのひみつ (しぜんにタッチ!)』。おなじみのミカンだけれど、切り口がよくて、ひと房のみかんにつぶつぶが270以上もあるとか、大人でもびっくりすることも教えてくれのだ。

   

 最後の紙芝居『紙芝居 しりなりべら (日本民話かみしばい選・わらいばなしがいっぱい)』は、初笑い。小さな子には、理解しにくかったかも。ただおならの音がリズムよく、見ていてくれたように思う。

 

2019年12月26日 (木)

12月のひよこちゃん お母さんに楽しんでもらおう

 昨日の晴天から一転、寒い冬の曇り空。出足がよくなくて、最初は1歳さん男の子の親子一組。それから赤ちゃんの親子が来て、後半に1歳さん女の子の親子が来てくれた。
プログラム
 わらべうた くまさんくまさん *
       お茶を飲みに来てください *
 絵本 まどから おくりもの (五味太郎・しかけ絵本(3)) 五味太郎作 偕成社
 絵本 そっくりこ (あかちゃんあそぼ) なかがわひろたか文 村上康成絵 ひかりのくに
 わらべうた ここはとうさんにんどろこ *
       てってのねずみ *
       だるまさん *
       どっちんかっちんかじやのこ *
 絵本 でんきつけて! (あかちゃんしかけえほん) さいとうしのぶ作 ひさかたチャイルド  *
 わらべうた ぺったらぺったん *
 絵本 くっついた 三浦太郎作 こぐま社 *
 紙芝居 おかあさんどこ? (0・1・2かみしばいみんなにこにこ) ミスミヨシコ作・絵 教育画劇
 紙芝居 きょうの くだもの なんだろな? (あかちゃんかみしばい いっしょにこんにちは) こがようこ脚本 土田義晴絵 童心社
 最初は1歳さんひとり。はじめておはなし会に来た子で、場に慣れないのだろう。きょろきょろしている。でも、クマさん人形をだしたとき、絵本がはじまるとき、わらべ歌がはじまるときは、なんだろう?という顔をして、ちょっと集中していた。

 

まどから おくりもの (五味太郎・しかけ絵本(3))』は、今日の子たちはまだわからない。でも、おかあさんがたは、とても楽しんでくださり、子どもたちに一生懸命話しかけている。おかあさんが楽しければ、子どももにこにこ。赤ちゃん向けのおはなし会ではそれが大切なのだと思う。
 
   

そっくりこ (あかちゃんあそぼ)』のあと、では、そのわらべうたをということて「ここはとうさんにんどころ」をやってみた。子どもたちはとてもくすぐったそうな顔をしていた。くすぐり遊びがよかったので、来年の干支の「てってのねずみ」。これも、体をくねらせてくすぐられるのを待っていた。

    

でんきつけて! (あかちゃんしかけえほん)』では、1歳さんにスイッチの押してもらった。

  

紙芝居で面白かったのは『おかあさんどこ? (0・1・2かみしばいみんなにこにこ)』。ウサギが首をひねっているところで、1歳さんも一緒に首を曲げてみていたのだ。

    

 もうひとつの紙芝居『きょうの くだもの なんだろな? (あかちゃんかみしばい いっしょにこんにちは)』では、みんなでたくさんフルーツを食べた。赤ちゃんは離乳食のバナナプリンが好きとのことで、いちごはヨーグルトにまぜて食べようねとお母さんが赤ちゃんに話しかけていて、すてきだなと思った。
 おはなし会は、子どもだけでなくお母さんの楽しみになっていてほしい。

2019年12月14日 (土)

12月のI市立図書館おはなし会 またきてね

 I市立図書館はここ最近常連さんが多くなってきていたのだが、きょうは集まりが悪かった。最初は3歳の子が二人と1年生くらいの子が一人。そのあと、児童室に来た子に声をかけ、出たり入ったりで総人数10人くらいだった。最初に入ってきた3歳の子2人はずっといてくれた。

プログラム
 絵本 ろうそく ぱっ みなみじゅんこ作 アリス館 *
 絵本 いぶくろ 洞野志保再話・絵 こどものとも年中版 2018.12 福音館書店
 手遊び にぎってひらいてパッパッパッ
 絵本 ふたごだよ (ポプラ社の絵本) サトシン作 竹内通雅絵 ポプラ社 *
 絵本 ハリーのセーター (世界傑作絵本シリーズ) ジーン・ジオン文 マーガレット・ブロイ・グレアム絵 福音館書店
 エプロンシアター おおきなかぶ
 わらべうた さよならあんころもち


  


ろうそく ぱっ』は大きな子にはどうかなと思ったが、意外にもよく見ていた。ろうそくの火をふっと消すところで、驚いたように目を大きく見開いて見ていたのが印象的だった。

  

  逆に『いぶくろ』や『ハリーのセーター (世界傑作絵本シリーズ)』は、3歳さんにはわかるだろうか、飽きてしまわないかと心配したが、ずっと静かに見ている。どこまでわかっているのかわからないけれど、すごいなあ。大きな子はさすが、前にでてきて見ていた。

  

 手遊びの時、児童室にいた子を何人か入れて『ふたごだよ (ポプラ社の絵本)』へ。偶然にも双子がいた。男女の二卵性だったのがちょっと残念だったけれど。この絵本は、絵がはっきりしていて、言葉のリズムがよい。読み聞かせにおすすめだ。
 最後はエプロンシアターで。「うんとこしょ、どっこいしょ」と、みんなでかぶをひけた。
 新しく来た子たちはみな、きょうのスタンプをおした出席カードをもって帰った。どうぞ、また来てくださいね。
 

 

2019年12月11日 (水)

南K小学校 朝の読み聞かせ 4年2組 ルンペルシュティルツヘンで今年の締めくくり

 今朝は暖かくて、小学校へ朝行くのもとても楽だ。近所に4年生が大勢いて、その子たちが廊下で声をかけてくれたので、とても心強かった。

プログラム

 絵本 これなーんだ? のむらさやか文 ムラタ有子絵 こどものとも0.1.2. 2006.01 福音館書店
 おはなし ルンペルシュティルツヘン グリムの昔話


  ←出典本  

 教室では、まだ先生がいらしていなかったが、子どもたちが自主的に机を後ろにずって、お話を聞く態勢になる。それが、きちんと横に並ぶのではなく、私をとりかこむ形に自然になっていて、とても素敵なクラスと思った。

 絵本では、いろいろなアイデアがすぐに出てくる。すごいっ!! いい流れのまま、「ルンペルシュティルツヘン」へ。しっかり聞いてくれた。わたしも慣れたおはなしだし、なじみのある聞き手でリラックスして語れた。ただ、後半、ちょっと疲れた顔を見せる子がいた。もしかして、おはなしについていけていない子もいるのかもしれない。このあたり、なんともわからない。
 ちょうど、終了の鐘とともにおはなしが終わったのも、気持ちがいい。最近、語りが不調なことが多かったので、こういう日があるとほっとする。多分、人前で語るのは今年はこれが最後。よい締めくくりとなった。

 

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