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H小学校 朝の読み聞かせ 6年1組「小石投げの名人タオ・カム」

 隣市のH小学校。朝の時間にクラッシック音楽が流れている。そのせいなのか、子どもたち落ち着いている雰囲気だった。


プログラム
 絵本 さる・るるる 五味太郎作 絵本館
 おはなし 小石投げの名人タオ・カム ラオスの昔話


← 出典本


 はじめ、となりと離れて座っていたので、少し近づいてもらった。男の子が多い。
『』は、にこにこしながら聞いていた。
「小石投げの名人」は、小石をタオ・カムが飛ばすところから、石を飛ばすまねをする子がいたりして、ほとんどの子がお話にすーっと入ってきてくれた。特に、食い入るかのように聞いている男の子が何人かいる。タオ・カムの飛ばした石が大臣の口の中に命中すると、もうにこにこして、それはそれは嬉しそうな顔になった。顔を見合わせて笑っている子たちもいる。このお話は男の子の方が面白がるようで、男の子の多いクラスでよかったと思った。私も、どきどきすることなく、とても楽しく語れた。
 おとといのように、子どもたちがよく聞句のを見て、かえってドキドキするときもあれば、今日みたいに、楽しくなるときもある。この違いはどこから生まれるのだろう。知りたい! いつも、こんな風にリラックスして語れるといいから。
 お話が終わった後で、先生から「とてもわかりやすい話し方でよかったです」といっていただいた。なによりものお言葉で励みになった。精進します。

南K小学校 朝の読み聞かせ 3年1組 「マメ子と魔物」よく聞いてくれて、ドキドキ!!

 少し早めに行くと、たくさんの子どもたちが図書室から本を借りて帰ってくるのとすれ違った。日課になっているのは素敵だ。


 3年2組の子どもたちは、にこにこして迎えてくれた。よく知った顔も何人かあって、ああホームだなぁ、なんて思った。


プログラム
 絵本 かとりせんこう (こどものとも絵本) 田島征三作 福音館書店 
 おはなし マメ子と魔物 イランの昔話


   ←出典本


 一つ、ごめんなさい。『かとりせんこう (こどものとも絵本)』1ページ飛ばしました! ページが重なって他のに気づかなかった。読んでいて、なんか足りない気はしたけれど……。下読みが足りなかったです。でも、読み終わると笑いが広がって、子どもたち、ありがとう!!
 次の「マメ子と魔物」は、これ以上ないというくらい、よく聞いてくれた。あまり集中して聞いてくれるので、ドキドキしちゃって、ちょっと言い間違えた。でも、そんなことなかったように、本当によく聞いてくれた。終わると、ほぉっとため息。うれしかった。


 帰るとき、何人かの子が手を振ってくれた。ああ、ありがとう。子どもたちから元気、もらってます。


 

C児童館 ストーリーテリングによるおはなし会 何があっても動じずに語りたい!

 昨日、隣市の小学校は、参観日の振り替え休み。お休みの日の学童保育の子にお話をしてきた。

プログラム
 サルのきも タイの昔話
 マメ子と魔物 イランの昔話
 エパミナンダス ブライアント作 *

出典本

   

 外は土砂降りの雨。子どもたちはエネルギーを持て余している感じで、元気がいい。それでも、「サルのきも」がはじまると、静かになって聞き始めた。なんてよく聞くのだろうと感心した。
 次の「マメ子と魔物」でも、はじめは隣の子と話したり、ふざけたりする子がいたのだが、女の子たちが魔物の家につれて行かれるあたりになると、よく聞いていた。マメ子の行動に笑い声もあがった。
 でもでも、それで疲れてしまったのだろうか? ほね休みに「木が伸びる」の手遊びをしたのがいけなかったのだろうか?私の「エパミナンダス」は、ずっとざわざわしていた。いつもは子どもたちがすぐのってくるのに。いつもと反応が違うことに、私はかなりうろたえ、時々言い間違えたり抜かしたり、なんとか語り終えた。
 後でほかのメンバーに聞くと、真ん中あたりの子だちがふざけていたけれど、ほかの子だちは、よく聞いていたとのこと。それに、ふざけていた子も耳は聞いていたという!!そうかー。動じずに、語ればよかった!! 

課題図書を読む『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ あなたがくれた憎しみ』

 これは、昨年秋に読んだ本。社会・歴史に無知な私には、かなりの衝撃の本でした。

ザ・ヘイト・ユー・ギヴ あなたがくれた憎しみ (海外文学コレクション)
 アンジー・トーマス作
 服部理佳訳
 岩崎書店

   

 スターは、16歳の黒人少女。ギャング組織の抗争が繰り返され、ドラッグの売買がされる黒人の街ガーデン・ハイツに暮らしている。父親は元ギャングだったが、ボスの罪をかぶって3年間の刑を終えた後、組織から抜け、今は雑貨商を営んでいる。
 スターは10歳の時、親友のナターシャが抗争の流れ弾にあたって亡くなるのを目の前で見た。その後スターは、車で45分もかかる白人の学校ウィリアムソンに転校した。
 ある日、ガーデン・ハイツのパーティーで発砲事件が起こる。その場にいたスターは幼馴染みのカリルの車で逃げるが、白人の警官に職務質問で停められる。車から外にでたカリルは無抵抗で射殺された。
 スターは警察で見たままを正直に話すが、警察は、カリルを殺した警官を擁護する態度を見せた。ガーデン・ハイツでは怒りの暴動が次々起き、治安が悪くなる。カリルがギャングと関係し、ドラッグの売買をしていた事実も明らかになり、形勢は不利だった。
 スターは悩んだ末、勇気をだしてテレビニュースのインタビューで訴える。そして、大陪審で証言するが……。

 スターに心を寄せて読み進めば、事の成り行きに、怒りがこみあげてくる。あまりに理不尽だ。信じられない。だが、この作品は、フィクションではあるけれど、アメリカ社会の闇の現実そのものを映し出している。
 ラスト(p467)で、作者はスターの声を借りて、「これは、あの晩だけの――わたしとカリルとあの警官だけの話じゃない。これは、セブンのことでもあり……(省略)……のことである」と書いた後、たくさんの名前を列挙している。みな、現実のアメリカで、理不尽に死に追いやられた黒人たちだ。

 表題の「ザ・ヘイト・ユー・ギヴ 」は、伝説のラッパー、トゥパックが好んで使った言葉 "Thug Life" の隠された意味だ。 "The Hate U Give Little Infants Fucks Everybody"と、事件の起こるほんの少し前、自分が射殺されるとは思いもしないカリルが、スターにその意味を説明している。
 その言葉通りの悪循環が現実に繰り返されていて、この作品のような事件が起きる。差別と偏見、根拠のない恐れが心に刷り込まれていて、貧困が貧困を、憎悪が憎悪を。暴力が暴力を呼ぶ。この悪循環を断ち切ろう! 立ち上がろう! そう作者は呼びかけている。

 スターの通う学校の生徒たちは、数少ない黒人の生徒を蔑視せず、むしろクールとみなす。知識レベルの高い、恵まれた家庭に育った子どもたちだろう。環境に守られて、黒人の憎悪をまともに受けず、また無意識的に見ないようにしてきたかもしれない。差別と意識することなくマイノリティをからかうヘイリーに、その隠れた優越意識が見てとれる。
 だが、スターの恋人クリスはとてもナチュラルだ。スターそのものを見つめ、愛している。彼のような白人の若者が登場していることに、大きな希望を感じた。

 差別や偏見、憎しみは、世代で引き継がれていく。まさに、"The Hate U Give Little Infants Fucks Everybody" だからこそ、教育の役割は重要だ。純粋な心に真実を伝える。その意味においても、この作品が翻訳され、課題図書に選ばれたことに、拍手したい。

*第65回青少年読書感想文全国コンクール 高校生の部 課題図書。

 

 

課題図書を読む『この川のむこうに君がいる』

 今年は、課題図書、発表前に既読のものが4冊。そんな年もあるのですね。
 でも、5月は、あれこれ事情が重なり、ぐすぐすして出だしがおくれ、やっと開始。6月中に何冊感想が書けるか。まずは1作目です。


この川のむこうに君がいる
 濱田京子作
 理論社


   


 梨乃は、埼玉県から東京の私立高校に入学した。中学に入学する年に、宮城県で東日本大震災に遭った。その年の夏、父親の転勤で埼玉へ引っ越して、転校した中学では、みんなから被災者として同情の目を向けられた。それが続くのが、たまらず、被災したことを誰も知らない高校に行きたかったのだ。
 すぐに同じ埼玉出身の陶子と仲良くなり、いっしょに吹奏楽部に入部する。そこには、福島出身の遼も入部していた。彼は、福島で津波に遭い、放射能を避けて東京に引っ越してきていた。だが、彼は、梨乃とちがい、被災したことをあっけらかんと公表し、明るくふるまった。梨乃の心はざわついた。
 吹奏楽部のほとんどの1年生が経験のなか、梨乃は初心者で、サックスを割り当てられた。はじめは音もまともに出せず、乗る気でなかったが、先輩の美しい音色に惹かれ、練習するうちにどんどん好きになり、コンクールにも出してもらえることになった。
 だが、コンクールの日、中学の級友に偶然会ってしまい、被災者であることを、遼に気づかれてしまう……。


 東日本大震災の日のことはとてもよく覚えている。わたしは一人でパソコンに向かっていて、体がくらくらした。あれ、めまい?と思ったが、上を見たら、ペンダントライトが揺れていて、ああ、地震だとわかった。そのあとからテレビをつけて、津波の映像をライブでただただ驚いて見つめた。その後から原発事故もわかり、報道によって知らされる被害の大きさや、被災者の様々な物語に、なんだかナーバスになった。寄付もした。でも、テレビの画面のこちら側では、今までと変わらない平和な日常が続いていた。東北から遠く離れ、東北に親戚もいない私にとって、大震災はテレビの向こうの大変な出来事だった。


 梨乃の家では、津波で兄が亡くなり、母はまだその喪失感から立ち直れないでいる。だが、兄の親友の太一の家は浸水もせず、家族は誰も亡くならなかった。梨乃の家と太一の家は、川をはさんで反対側にあったからだ。川の対岸で被害が全く違ったのだ。震災の後、梨乃は太一と付き合い始め、支えられたが、太一の「ごめんな」という言葉から、隔たりを感じ、分かれてしまう。


 被災地から離れた私と、被災にあった梨乃や遼は、遠く遠くかけ離れている。間には向こう側が見えない広い川があるだろう。被災者の間にも川がある。梨乃と遼、遼と遼の福島に残る恋人。向こうに見えていて、隔てられている。それぞれ抱えているものが違うのだ。
 その川は、震災に関係なく、どんな人とどんな人の間にも、あることなのだろう。梨乃がいうように「わたしたちの間には、川が、たくさん、ある」(P169引用)。


 梨乃は、中学時代「かわいそうな人」と見られて、かわいそうだから親切にされるのが嫌だった。そうした被災者の気持ちを、私は、今まで一度も想像したことがなかったで、はっとさせられた。私が、中学時代に梨乃と接していたら、もしかしたら、一番親切にしてくれた、でも梨乃が嫌いだった紅美と、同じことをしたかもしれない。
 被災したことは事実。つらく悲しい思いをしたことも事実。生活が大変になったのも事実。それでも一人の人間として、同じ立場にいたい。同情されれば、もっと惨めになる。つらくなる。なぜなら同情は相手を上から見ているから。梨乃は同情のいやらしさみたいなものをひしひしと感じたのだと思う。
 対岸の人と川を乗り越えて心を通わせるのは、まずは、お互いの立場を尊重し、対等であるところからはじまる。


 梨乃も、遼も、太一も、それぞれやり方は違うけれど、自分の未来を開こうともがいていた。それは、梨乃の母がなかなか前を向けないのと対照をなす。それが若さだと思う。そして、その若さ、未来を生きようとする力に、私はこの作品からあふれる明るさを感じた。



*第65回青少年読書感想文全国コンクール 高校生の部 課題図書


 

K第2幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会  1回目 「ついでにペロリ」のねこのおなかはどれくらい大きい

 今日は、ダブルヘッダー。午後は、K第2幼稚園へ。おはなしは、昨年とというか、例年通り。近くの振興住宅地の子どもたちがだんだん大きくなり、園児の数が減り、教室が空いてきたということで、空いた教室でさせてもらった。広い遊戯室でより、声が散らないし、子どもたちも近くにいて、とてもやりやすくて、ありがたい。


プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし ひなどりとネコ ミャンマーの昔話 *
 手遊び だいこん かぶらに にんじん *
 おはなし ついでにペロリ デンマークの昔話
 おしまいのうた ろうそくぱっ

出典本
   


 初めてなので子どもたちは、少し緊張気味で「ひなどりとネコ」を静かに聞いていた。午後のことで、眠そうな子もいる。それは仕方ない。でも、だいたいの子がストーリーの流れに沿って、真剣な顔になり、ネコが怖そうな顔をし、そして、ひな鳥がくしゃみをしたいと母親に何でも訴えるところでは、くすくすと笑う子がいて、よくわかってくれていたと思う。
 つづいて「ついでにペロリ」では、「食ってしまうぞ」とネコがいう箇所で、くすくすと笑う子が何人かいた。終わってから、先生が「ネコさんはどんなおなかになったと思う?」と聞くと、それぞれが、大きなおなかを手で作って見せていた。
 ここで、わたしは気づいてしまった。どんなおなかか、私は目に見える像で想像していなかったと。観念的にすごく大きいと思っているだげで、具体的には……。きっと想像を絶する大きさのはず。だって、少なくとも人間が12人も飲み込まれるんだから。いやいや、そうではない。ファンタジーだから、ほら話だから。現実的な大きさではないはず。
 目に見えないことを想像するのも、想像なのではないかと。

I南小学校 朝の読み聞かせ 6年生全体に「小石投げの名人タオ・カム」

 前回、大失敗をした「小石投げの名人タオ・カム」を、今日は6年生全クラスに!!
 今日はメンバーが足りなかったとのことで、6年生3クラスをまとめてお願いしますと、お世話係さんから連絡があった。100名以上、それも6年生。よし、語りでいこうと決めた。でも、100名だとどのぐらいの部屋だろう? 声は届くだろうか? 心配だったので、ボイスレコーダーを置き、遠くから語る練習をした。
 はじめ廊下の先においたが、廊下だと声が響いて大きく聞こえるようだ。それで、我が家で一番広い空間のとれるリビングとダイニングを開け放ち、窓をあけ(ちょっと近所迷惑?)練習した。力みすぎないように、でも、声が届くように。この方法、なかなかいい。

プログラム
 小石投げの名人タオ・カム ラオスの昔話
 へびの食い合い 日本の昔話

出典本
    

 集会室へ案内されていくと、それはそれは静かに待っていてくれた。部屋いっぱいに座っている。立って語るつもりだったが、椅子が用意されていたし、座ってみると、いちばん後の子の顔が見えたので、座って語った。
「小石投げの名人タオ・カム」は、とても静かに聞いている。反応が顔に表れず、心配だ。あくびをしている子もいる。でも前回の失敗があって、かなりしつこく練習したせいもあって、緊張もしすぎす、あちこちで言い間違いはあったものの(これはいつものこと)、修正しながら、わたしとしてはうまく語れた。
「へびの食い合い」は、笑い話。できるだけそういうつもりで軽く語る。真面目に聞いている子が多い中で、隣の子と顔を見合わせて笑い出したり、ひとりでにやにやしている子が現れてきたのはうれしかった。

 語り終わってから、先生から「感想の言える人」という言葉。感想、本当は聞いて欲しくないけれど、学校では(これから社会で生き抜くにために)、さっといえることが重要視されるのだろう。何人かの手があがった。簡単な「へびの食い合い」の感想が多いかと思ったが、「小石投げの名人タオ・カム」と半々だった。
 タオ・カムでは、「タオ・カムが、はじめは一人で寂しかったけれど、技術を習得していい暮らしができたのでよかった」。「がんばっていれば認められる」。「小石で動物の形をくりぬいたり、口の中に命中させるなんてすごい」。
 へびの食い合いでは、「2つの蛇のあむあむの(相手をかむ)数が同じだった」。はっとさせられたのは、「力が同じもの同士が戦っても、勝負がつかない」という感想。
 ものすごーく、よく聞いて、聞いた子が聞いた子なりに解釈している。ああ、よく聞いていてうれしかった。
 私も、今回は練習したから満足。練習、必要です。

 

6月のK図書館分館おはなし会 人数が増えてきた!

 ここ数年、おはなし会にくる子がへっていきて、図書館がいろいと工夫をしてくださるようになった。親子の集まる場でお知らせしたり、読んだ絵本を図書館に飾ったり。その成果がでたのだろうか。今日は子ども6人、大人6人と盛況だった。1歳さんから4歳さんまで。5歳さん以上の子が増えると、絵本の幅も広がるのだが、2、3歳さんが中心だと、なかなかひとすじのストーリーを追っていくお話は読めない。

プログラム
 わらべうた おてぶしてぶし *
 絵本 さくらんぼさくらんぼ (小さな子どもの心におくる絵本) 岸田衿子文 長新太絵 ひかりのくに *
 絵本 しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん) わかやまけん作 こぐま社
 手遊び たまごをポンとわりまして *
 紙芝居 こじかくんのこぶじけん 田口俊雄作 加藤晃画 教育画劇
 手袋シアター むすんでひらいて
 エプロンシアター はらぺこかいじゅう

 はじめは3歳さんが2人だった。

     

さくらんぼさくらんぼ (小さな子どもの心におくる絵本)』は、小さな子のときは、毎年この時期になると読んでいる絵本。静かに聞いていた。

     


 みんながよく知っている『しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)』も、じっとして見ている。

 手遊びのころから人数が増えてきた。先の絵本に合わせて、ホットケーキをつくり、どうやって食べようか? なにかぬろうか?と聞くと、「フォーク!」。はい、フォークで食べましょう。「ジャム!」。はい、ぬりましょう(この答えが欲しかった)。「エプロン!」。はい、エプロンして食べましょう。と、なんだかとんちんかんな会話がたのしかった。

 紙芝居は4歳の子がかぶりつきで見ていた。

 そのあとのエプロンシアターは、いつもながら大喜び!! かいじゅうに食べさせたり、おなかをなぜてあげたり。3歳くらいの男の子は、かいじゅうがおもちゃの飛行機を食べてしまうと、おなかを抱えて笑い転げていた。

 お話会が終わってから、子どもたちは参加できると、目を輝かせて喜ぶこと。もう少し、ストーリーのある絵本も読みたいことなどを話した。
 小さな子の本と大きな子の本。両方とも用意する必要がある。

5月のひよこちゃん 赤ちゃんたちの新年度はじまり

 今日は、なんと7組の親子がきてくださって、びっくり!! 1組は2歳ぐらいのおねえちゃんと赤ちゃん、1組は常連のAちゃん1歳。そしてほかの5組はみな0歳の赤ちゃんだった。4月に乳幼児学級の案内があつたりで、赤ちゃんの新学期は5月なのかもしれない。ようやく食べ物や動物の名前に興味をもちはじめた1歳さんたちだと予測して、そうした絵本ばかりを用意していたので、図書館にあった定番の赤ちゃん絵本を借りて読んだ。

プログラム
 わらべうた くまさんくまさん *
       お茶を飲みに来てください *
 絵本 とうさんあそぼう絵本(1) たかいたかいして (講談社の幼児えほん) 藤本ともひこ作 講談社
 絵本 すっぽんぽーんわたなべあやゆ ひかりのくに
 わらべうた にぎりぱっちり *
       じーじーばー *
       ぎったんばったん *
 絵本 いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本) 松谷みよ子文 瀬川康男絵 童心社 *
 絵本 てん てん てん (0.1.2.えほん) わかやましずこ作 福音館書店 *
 わらべうた どうどうめぐり *
       いちり、にり、さんり、しりしりしりしり *
 紙芝居 まいちゃんこんにちは (年少向けおひさまこんにちは) 得田之久脚本 武田美穂絵 童心社
 紙芝居 おんぶおんぶ (あかちゃんかみしばいよちよちはーい!) 武鹿悦子文 相野谷由起絵 童心社

 

 
 
 くまの人形をつかっての「くまさんくまさん」「お茶を飲みに来てください」は、ほとんどが初めての子だったせいか、どの子もびっくりしたようにじっと見つめてくれた。

     

とうさんあそぼう絵本(1) たかいたかいして (講談社の幼児えほん)』では、いっしょに「たかいたかい」をするおかあさんもいる。

     

すっぽんぽーん』は、お母さん方が楽しんでくれた。トマトやタマネギがどんなふうに裸ん坊になっていくかが楽し区、笑いを誘う。

布遊びををしたわらべうた「にぎりぱっちり」「じーじーばー」「ぎったんばったん」も、ほとんどの子が初めてなのだろう。ひらひらすね布にとても興味を持っている。よく知っているAちゃんはにこにことうれしそうだ。

     

 このAちゃんが『いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本)』では、大活躍。いないいない……といって、ページをめくるたびに私より早く「ばぁー」といってくれるのだ。お話会の先輩だものにね。

     

てん てん てん (0.1.2.えほん)』は、2歳さんが喜んでくれた。このぐらいの年になると、かたつむりや、ちょうちょうなど、知っている。

「いちり、にり、さんり、しり」は、0歳さんはやっぱりまだあまり喜ばない。くすぐられて笑える感覚はもう少し大きくなってからなのだろう。

    

 紙芝居は、やはり2歳さんが喜んだ。

 おはなし会が終わってからも、ほとんどの親子が自己紹介しあったりして、残っていらっしゃった。おはなし会は、親たちの交流の場でもあるのだ。

 今年度、昨年度の常連さんが1歳から2歳になる年になって、ものの名前の本からはじめてストーリーのある本にと思っていたけれど、またちょっと軌道修正が必要になってきた。0歳から2歳まで、バラエティを持たせたい。

 みんな、このまま、ずっと1年間、続けて来てくださいますように!

5月のおはなし広場 リラックスできた?

 今年度の1年生にはじめてのおはなし広場。教室で音楽室に移動して、1組4列(2組なので8列)に並ぶのは、たぶんはじめてのこと。先生に教えてもらいながら、とても緊張した面持ちで並んでいる。毎年、学年のカラーを感じるが、今年度はおとなしめ。リラックスして聞いてもらえるようにと、心がけた。

プログラム
 朗読 たんぽぽ 川崎洋詩 *
 絵本 へいわってすてきだね 安里有生文 長谷川義史絵 ブロンズ新社
 絵本 パンダ銭湯 tuperatupera作 絵本館
 大型絵本 はじめてのおつかい(こどものとも傑作集) 林明子作 福音館書店
 絵本 わたしはあかねこ サトシン文 西村敏雄絵 文溪堂
 エプロンシアター 3びきのヤギのガラガラドン *

 できるだけ緊張をほどくようにと詩を読む。「たぽんぽ」「ぽぽんた」「ぽんたぽ」「ぽたぽん」の名前の響きをニコニコしてきいている。ああ、よかったと思った。


へいわってすてきだね』では、読み手が、元号の話から昭和に戦争があったことを話してから読んだ。この絵本は、沖縄県に暮らす1年生の安里有生くんが、沖縄全戦没者追悼式で朗読した詩を元ににしている。同じ1年生の子どもたちが、どう受け止めただろうか?

     


 静かに聞いたあとは『パンダ銭湯』。「読んだこともある」という子が何人もいる人気本だ。読み手が、子どもたちの声を聞きつつ、少し説明を入れながらも読んだので、楽しい笑顔になった。

     


 そのあとの『はじめてのおつかい(こどものとも傑作集)』でも「知っている」という子が何人か。でも、大型絵本。とても真剣な顔で聞いていた。最近はこどもたちはあまり「おつかい」に行かないんからかえって新鮮だろう。だから余計に興味があるかもしれない。

     


わたしはあかねこ』は、かなり深い話だと思う。子どもたちはどう感じただろうか? ひとりだけ赤色で生まれたあかねこを「かわいそう」という声があがった。だからこそ、この先どうなるのか、よく聞いていたと思う。ラストは虹色の家族となり「きれい!」という声や「戦隊みたい」という声。心に残して、もっと大きくなったらまた読みかえしてほしいな。

     

 最後は、毎年恒例のエプロンシアター。今年も、喜んでもらえたと思う。「山へ行って太ってこよう」というと、「太りたくない」という子がここ何年か、必ずいる。飽食の時代ならではかな?

  

S保育園 年少・中・長さん ストーリーテリングによるおはなし会 二兎を追う者は一兎をも得ず

 I南小のあとは、S保育園へ。S保育園では、いつもお話の前にダンスがあり、それが結構時間がかかるので、その間に到着できる予定だった。ところが、ついてみると園はしんとしている。ダンスをしていない。職員室にいくと、先生が2階へ案内してくれた。いつも司会をしてくれるメンバーが私の代わりに語り終えたところだった。彼女は、私を見て、「今日は特別に2つお話をきいてくれるかな?」と、バトンタッチしてくれた。
 まにあわなかったんだ、とショックをうけつつも、語ったのは、

 ひとり、ふたり、さんにんのこども 松岡享子作

 子どもたちは、もうお話が終わったというのに、またきくことになって、少し興ざめだったみたい。わたしは、楽しんでもらえないなあと思いながら、まあ無難に語り終えた。

 後から聞いた話では、今日歯科検診があるので、ダンスがなしになったとのこと。ああーなんてことだろう! まず、急遽語らなければならなかったメンバーにもうしわけない。疲れた子どもたちのことを考えると、わたしは、語らない方がよかっただろう。I南小での大失敗につづくこの失態! ほんと、いいとこなしだ! どっと落ち込んだ。

 そういえばわたしは、移動時、急いでいることが多い。いつも、ぎりぎりでやっているから、こういうことになるのだ。

 何度も決心するけれど、すぐ忘れちゃうのは、余裕を持って、はやめにつくこと! ああ、もう、こんな迷惑はかけたくない。今度こそ!

 

I南小学校 朝の読み聞かせ 5年3組 ただただごめんなさい。

 大失敗となってしまった!! いいわけをするなら、急に日にちが変更になったために、担当が3日前に決まり、そのすぐ直後に保育園でのお話会もあるのに、むりやりお話をねじ込んだのだ。ちょっと練習してみたらできそうだったので、大丈夫と高をくくったのだ。5年3組のみなさん、本当にごめんなさい。


プログラム
 絵本 さる・るるる 五味太郎作 絵本館
 おはなし 小石投げのタオ・カム ラオスの昔話


     


 絵本『さる・るるる』では、子どもたちの心をつかむことができた。子どもたちはちゃんと絵を見て、短い言葉から理解している。


 そして、おはなし。前半はよかった。ところが、どういうわけか、子どもたちがあまり楽しそうにきいていない。それに気をとられて、「おもしろくないんだろうか?」と、邪心いっぱいになりはじめた。そして、ちらりと外から校長先生の姿が見えて、また気がとられた。そうしたら、大好きな箇所言い間違えて、あせっているうちに、また間違えて、さらに、あれ?ここ、もういったっけ?と思い、言葉がでなくなり、お話の筋に合わせて、自分で作って語った。本当に冷や汗だらだらだった。とにもかくも終えることはできたけれど、子どもたちはお話を楽しめなかっただろうし、わからないところもあったかもしれない。と思うと、本当にごめんなさいだ。
 集中力もなかったし、練習していない不安が、こういう結果につながった。昨日と同じ「七わのからす」にすべきだったかも。いや、いっそのこと、今回はできませんと断るべきだったかもしれない。
 本当に痛い勉強になった。

南K小学校 朝の読み聞かせ 2年2組 「七わのからす」、どうだったかな

 ふざけっ子の多い2年生。笑いをよぶほかのお話にしようかと、迷ったのだが、私がこのクラスに入るのは、今年度1回の予定なので「七わのからす」にした。

プログラム
 絵本 はぐ (幼児絵本シリーズ) 佐々木マキ作 福音館書店
 おはなし 七わのからす グリムの昔話

     

 やはり、『はぐ (幼児絵本シリーズ)』は、とても楽しんでくれる。子どもたちにしてみると、たこや、おじさんがハグすることが、面白いらしい。また女の子の名前が「きのこ」というのも(佐々木マキさんの絵本に、きのこちゃんはしょっちゅう出演しているけれどね)……。
 うってかわって、おはなしの「七わのからす」は、女の子が世界の果てにきたところで、すこし、驚きの声が上がった以外は、しんとして聞いていた。わたしはこのお話が真摯な感じがして好きで、ていねいに語ったつもりだが、子どもたちは、どんな思いできいていただろう。静かに聞くお話は、子どもたちがどう聞いたか、心に響いたか、とても気になる。

I図書館こども図書館まつりおはなし会 たくさんのお花が笑った!

 I図書館は、今日、明日と子ども図書館祭。イベントの中でのお話会なので、なんと子ども28人、大人10人と、お話のお部屋からあふれんばかりの人が集まってくれた。

プログラム
 詩 たんぽぽ 川崎洋作
 おはなし ひとり、ふたり、さんにんのこども 松岡享子作 『おはなしのろうそく 28』より
 絵本 だるまちゃんとてんぐちゃん 加古里子作 福音館書店
 手袋シアター はながさいた まどみちお詩 *
        お花がわらった
 絵本 へんてこライオン たべもの なのよ (おひさまのミニ絵本) 長新太作 
 紙芝居 かりゆしの海 (ひろがるせかい) (まついのりこ・かみしばいひろがるせかい) まついのりこ作 童心社 *
 わらべうた さよならあんころもち

 前半、視覚ではなく言葉だけで伝えるもの。2歳くらいの小さな子も何人かいたが、静かに聞いていた。「ひとり、ふたり、さんにんのこども」では「ひとつ、ふたつ、みっつ」と数えるところを笑い声をたてて聞く子がいた。


     
 『だるまちゃんとてんぐちゃん』では、「その本おうちにある~」といった子も。細々したものを見るのが楽しい絵本だけれど、今日のような大人数では、絵が少し見にくかったかもしれない。

 手袋シアターでは、ボランティアが全員でてきて、手袋の花を咲かせんながらうたい、その後、あつまってくれた子どもたちにも手袋を配って、全員で歌いながらたくさんのお花を咲かせた。どの子も親たちもみな、ニコニコしてやっている。いっしょに楽しい時間をすごせたらいい。


     
へんてこライオン たべもの なのよ (おひさまのミニ絵本)』は、いろいろなところで笑い声や、驚きの声があがった。


     
 『かりゆしの海 (ひろがるせかい) (まついのりこ・かみしばいひろがるせかい)』で、沖縄の美しい海へ。この紙芝居は、みんなで「ユガフ・タボーリ」というと、白黒から心が洗われるような美しいカラー写真があらわれるのが見事。その美しさに目を見張ってもらえたと思う。


 最後は、いつもの「さよならあんころもち」。毎回お話会にきてくれる、兄弟が前に出て、いっしょにやってくれた。


 きょうは、お話会がすすむにつれて、聞き手も演じ手も打ち解けて楽しい和ができた感じがする。すてきなイベントのひとつになれた。

 

5月のK図書館分館おはなし会 連休の楽しい家族の時間のなかのお話会

 10連休もあと3日。今日は青い空が広がる行楽日より。図書館に子どもの姿はない。司書さんのお話では午前中からずっとそうだという。これは、誰も来ないなとのんびりしていたら、なんと、3人の子のいる家族が時間ぴったりに、おはなしの部屋めざして来てくれた!! なんてうれしいこと。一番小さな子が2歳くらい。あとは、年中さんと年長さんくらいかな? さっそく始めた。

プログラム
 手袋シアター はながさいた まどみちお詩 *
 絵本 ワニぼうのこいのぼり 内田麟太郎文 高畠順絵 文溪堂 *
 絵本 パンやのコナコナ  どいかや  ブロンズ新社
 絵本 どこいくの やぎゅうまちこ作 こどものとも年少版2019.04 福音館書店 *
 紙芝居 ネコのたいそう (ネコになってあそぼう)  長野ヒデ子作 童心社 *
 エプロンシアター おおきなかぶ 

    
 3人の子が横に並んでくれたので、『ワニぼうのこいのぼり』は、できるだけ近づけて、絵を見せながら読んでみた。いろいろな○○のぼりが出てくるところでは、じっくり見てもらう。いろいろみつけて楽しんでもらえた。この絵本がおわってから、もう一組の親子(子どもは年少さんと年長さんぐらいの2人)が合流。一気に賑やかになった。

     
パンやのコナコナ』は、パンをつくるお話。おいしそうにできあがったパンのページから、いい匂いが漂ってきそうだ。


 どの子もよく聞いたのが『どこいくの 』。「ぼうさんぼうさんどこいくの?」の童歌の節で歌いながら読んでみた。やはり、歌は子どもたちを引きつける。

      
 紙芝居の『ネコのたいそう (ネコになってあそぼう)』は、いっしょに体操をしてもらった。でも、できないところもあるんだよね~。


 そして、最後は楽しいエプロンシアター。演じ手が「手伝って」といって、子どもたちの手をとり、綱引きをするように「うんとこしょ、どっこいしょ」と引き合った。どの子も大はしゃぎ! とても楽しかった。


 後からきた二人の姉弟は、「今日はバーベキューだよ」と話してくれた。連休の家族の楽しい時間に、このお話会が入れてもらえたことがうれしい。

4月のひよこちゃん 毎月成長が見える

 いつも来てくれるYちゃんとAちゃん。新年度になっても来てくれた。そして、ふたりともひと月ごとに成長しているから、嬉しくなる。おしゃべりが上手になって、自由に歩き回れるようになって、絵本も感心を持って見てくれるようになってきた。

プログラム
 わらべうた くまさんくまさん *
       お茶を飲みに来てください *
 絵本 かさ さしてあげるね (0.1.2.えほん) はせがわせつこ文 にしまきかやこ絵 福音館書店 *
 わらべうた あめがふる
 絵本 ちょうちょうひらひら まどみちお文 にしまきかやこ絵 こぐま社
 わらべうた ちょうちょう *
       にぎりぱっちり *
       じーじーばー *
       ぎったんばったん *
 絵本 おふろにいれて (せなけいこのえ・ほ・ん) せなけいこ作 ポフラ社
 絵本 おせんべ やけたかな (わらべうたでひろがるあかちゃん絵本) こがようこ文 降矢なな絵 童心社
 わらべうた せんべせんべやけた *
       どっちんかっちんかじやのこ *
 紙芝居 おくちをあーん (乳幼児かみしばいいいおかお) 伊東美貴作 教育画劇社
 紙芝居 パンダさんパンダさん なにしてるの? (かみしばい とよたかずひこ わいわいシリーズ) とよたかずひこ作 童心社

 

 毎回繰り返している「くまさんくまさん」と「お茶を飲みに来てください」。ふたりとも、もうわかっていて、リズムに合わせて体をゆすって聞き、くま人形が近づくと背筋をのばしてかしこまって挨拶しようとしてくれる。少し大きいYちゃんは「おはよう」といおうとしている。

 

 

    

かさ さしてあげるね (0.1.2.えほん) 』『ちょうちょうひらひら 』『おふろにいれて (せなけいこのえ・ほ・ん)
では、Yちゃんが動物の名前を大きな声で言ってくれた。Aちゃんは、『ちょうちょうひらひら 』で動物たちの笑い声に合わせて笑ったりする。

 

 

      

 紙芝居では、『ちょうちょうひらひら 』で食べものの「にんじん」がわかった。そのあと出てきた青虫を「きゅうり」といったのは楽しかった。そう、キュウリにそっくりな絵だった。
 二人とも、食べものに興味を持ってきだしたと思う。次回は、食べものの本も持っていきたい。

I南小学校 朝の読み聞かせ 3年2組 「マメ子と魔物」の「ありったけの力」と豆腐

 今年度も行かせてI南小学校にもらえることになった。ありがたい。
 クラスに行くと、当番の子が前にでて、他の子たちに「あっちむいてほい」をして、待っていた。何度も繰り返し、そのたびに当然勝ったり負けたりする子がいるのだが、大騒ぎになりすぎず、楽しくやっている。まだ4月なのに、いい雰囲気のクラスだ。これは、お話がしやすそう思った。

プログラム
 絵本 あっ、ひっかかった (児童書) オリヴァー・ジェファーズ作 青山南訳 徳間書店 
 おはなし マメ子と魔物 イランの昔話

     

 思った通り、『あっ、ひっかかった (児童書) 』では、最初に木にひっかかった凧を落とすために、靴を投げるところから笑いが起こって、ページを捲るごとに笑ったり、驚いたりしながら聞いてくれた。子どもたちに教えてもらったのは、表紙でタイトルの文字が木に引っ掛かっていること。そして、木がものすごく丈夫な木に違いないということ。(わたしは、物が落っこちてこないことばかりに気がとられて、木が折れずに立っているという観点から見たことなかったなあ)。

     「マメ子と魔物」出典本

「マメ子と魔物」では、豆からマメ子が出て来た子たことに、「ありえない」と思い口に出した子もちらほらいた(さすが3年生だ)のだが、魔物がでてくるあたりから、お話に入って聞いてくれたと思う。マメ子が眠らなくて「起きてるわ」というところは、担任の先生も含めて、とても面白そうに聞いてくれる。そして、マメ子が魔物に捕まってしまうと、どうなるかと真剣に聞いていた。魔物がかまどに押し込まれると「ええっ」と驚きの声さえあがった。本当に語っていて楽しかった。
 感想では、「マメ子がありったけの力でかまどに押し込んだのがすごいと思った」と、「ありったけ」という言葉が頭に残った子がいた。また「マメ子を豆腐にして食べたい」とユニークな感想も聞かせてくれた。そうかー。この子はマメを大豆だとおもって聞いていたのだ。
 最後に出典本を紹介すると、「絶対読む!」といってくれた子もいて、何とも嬉しいおはなし始まりだった。

南K小学校 朝の読み聞かせ 1年1組 びんびんに緊張してる!!

 昨日は、まだ入学して1週間ちょっとしかたっていない1年生の読み聞かせ。初めてで緊張しているだろうからと、おはなしはやめて、詩の朗読をすることにした。

プログラム
 詩の朗読 はははるだよ 与田準一詩 『は は はるだよ』(金の星社)より
 絵本 ぐりとぐらのえんそく (こどものとも傑作集―ぐりとぐらの絵本) なかがわりえことやまわきゆりこ
 絵本 まるさんかくぞう 及川賢治・竹内繭子作 文渓堂

   

 やっぱり子どもたちはとっても緊張している。ぴっと体をのばして、一生懸命見ている感じ。『まるさんかくぞう』は、リラックスしてみらおうと、一緒に声に出していってもらったのだけれど、ぜんぜん楽しそうじゃない。リズミよくポンポンいうと面白いのに……。お勉強と思っちゃったのかなあ。失敗……力不足です。

Sキッズクラブ 1年生 ストーリーテリングによるおはなし会 全身で聞く

 今日から給食が始まったけれど、まだまだ2年生以上よりずっと早く帰ってくる1年生の入学おめでとうのおはなし会。
 たくさんの子が近くのS保育園出身。だから今までに私たちのおはなしを聞いてくれている子も多い。

プログラム
 こぶじいさま 日本の昔話
 ひなどりとネコ ミャンマーの昔話 *

 今年の1年生は、すっかりリラックスしていて、手足でなにやらしながらも、耳を傾けてくれた。「こぶじいさま」では、鬼の歌に大喜び。いっしょに踊る真似をする子もいた。
「ひなどりとネコ」は、聞いたことのない話だからだろう一生懸命きいていたように思う。ひな鳥が本当にくしゃみをしてしまったり、隠れていたつぼが割れてしまったりすると、とても心配して聞いている。でも、今日面白いなと思ったのは、ネコが大きな音にびっくりして逃げたのを、真似た子がいたこと。この部分、たいていの子は意味がわからないのだろうか、ぽかんとして聞くことが多いのだが、その子はちゃんと全身で理解していた。同じ話でも、いろいろな聞き方をしてくれることが楽しい。

 

Sキッズクラブ 1年生 ストーリーテリングによるおはなし会 全身で聞く

 今日から給食が始まったけれど、まだまだ2年生以上よりずっと早く帰ってくる1年生の入学おめでとうのおはなし会。
 たくさんの子が近くのS保育園出身。だから今までに私たちのおはなしを聞いてくれている子も多い。

プログラム
 こぶじいさま 日本の昔話
 ひなどりとネコ ミャンマーの昔話 *

 今年の1年生は、すっかりリラックスしていて、手足でなにやらしながらも、耳を傾けてくれた。「こぶじいさま」では、鬼の歌に大喜び。いっしょに踊る真似をする子もいた。
「ひなどりとネコ」は、聞いたことのない話だからだろう一生懸命きいていたように思う。ひな鳥が本当にくしゃみをしてしまったり、隠れていたつぼが割れてしまうと、とても心配して聞いている。でも、今日面白いなと思ったのは、ネコが大きな音にびっくりして逃げたのを、真似た子がいたこと。この部分、たいていの子は意味がわからないのだろうか、ぽかんとして聴くことが多いのだが、そのこはちゃんと全身で理解していた。同じ話でも、いろいろな聞き方をしてくれることが楽しい。

 

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