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S保育園 年少中長さん ストーリーテリングによるおはなし会 細く長くつづける

 7月に行ったS保育園。10月も担当させてもらった。

語ったのは……
 ひなどりとネコ ミャンマーの昔話

 前回もよく聞いてくれて感心したのだが、今回は、さらにしっかり聞いてくれた。このお話は小さな子も惹きつけるお話で、たいてい失敗がない。年取ったネコがひな鳥を「食べてしまうぞ」というところから、子どもたちは、ひな鳥になりきって真剣になる。このひな鳥が茶目っ気たっぷりで、後半はその可愛らしさ全開になり、聞き手がひな鳥からちょっとひいて外側から眺めると、おかしくて笑いが込み上げる。でも、園児ぐらいの子たちはたいてい、ずっとひな鳥になりきっていて、最後まで緊張してきき、ひなどりがくしゃみをするととても心配する。年少、年中さんはそんな聞き方だった。でも、年長さんは、ちょっと外側から見ることができたのだろう。くしゃみを我慢する後半のくだりをくすくすと笑いながら聞いた。そして、ひな鳥たちが助かって、小さな聞き手たちがお話からすっかり離れてしまう最後の段落まで楽しんだのだ。
 年長さんは、年少さんのときから、毎年ひとつずつお話を聞き続けてきている。それがこうした反応に出ているのではないだろうか。細く長くつづけるっとすごい!!

朝の読み聞かせ 3年1組 『ひゃくにんのおとうさん』で大笑い

 今朝は出かけるのが遅くなり、ばたばたと学校へ入った。あわてて、階段をふみはずし、つまずいて、けがはしないけれど、転びかけたので、教室に入った時には、胸がどきどきしていた。

プログラム
 おはなし 頭に柿の木 日本の昔話
 絵本 ひゃくにんのおとうさん (こどものとも世界昔ばなしの旅2) 譚小勇・天野祐吉再話 譚小勇絵 福音館書店

 転びかけたことを、子どもたちに話して息を整えた。それがよかったのかもしれない。子どもたちは、最初から、私の話を楽しんで聞いてくれた。頭に柿の木が生えて、キノコが生えて、魚が泳いでを、面白がり、頭のうえの田で稲ができるのを、まさか~と言いながら笑って聞いてくれた。岩手県のお話だよというと、「本当のことなの?!」という声。「そうかもね」と答えておいた。
ひゃくにんのおとうさん (こどものとも世界昔ばなしの旅2)』は、この前お昼休みに読んだが、いたのは1年生ばかりなので大丈夫だと思ったが、その中に3年生の男子がまぎれこんでいたらしい(なんて嬉しいこと!!)。「それ、前、憩いの部屋で聞いたよ」という。「じゃあ、ほかのにしよう」と変えようとすると、他の子たちが「それがいい!」。聞いたことのある子に「読んでいい?」と聞くと頷いてくれたので読んだ。傘が100個でてくるところから、楽しんでいた。火や水が100倍になるのも、予想し、もちろん題でネタバレのお父さんも、予想する。でも、この絵本では、予想していても、お父さんが次次でてくる様子が、とても、おもしろく描かれているのだ。ページをめくるたびに大笑いだった。
 おはなしが終わると先生がにこにこ顔で「子どもたちがとても喜んでいます。ありがとうございました。」と言ってくださった。わたしも、とても楽しかった。ありがとう。

    

K幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 はじめて 心に何かが届いていますように

 今年からK幼稚園でもお話会をさせていただくことになった。今日は初めて。人数は2クラスで60人程度。K第2幼稚園と比べるとずっとこじんまりしている。初めてということもあって、緊張してお利口に聞いてくれた。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし ひなどりとネコ ミャンマーの昔話 *
 手遊び どんぐりころちゃん *
 おはなし ついでにペロリ デンマークの昔話
 おしまいのうた ろうそくぱっ

 ストーリーテリングが言葉だけで伝えるお話だといってから始めた。「ひなどりとネコ」は、静かに聞いていて、ネコが出てくるところから、どきどきしながら聞いている様子の子が何人か出てきた。おかあさんどりとひなどりが壺に隠れたところが、いちばん緊迫して聞いているようだった。とうとうひなどりがくしゃみをしていると、何人かの子が驚いた顔をした。そのあとをゆっくり語ったせいだろうか、ネコが逃げてしまったところを面白がった子が数人いて、こうしたことはありないので(だいたいはぽかんとして聞いている)嬉しかった。
 手遊びのあと、次のお話へバトンタッチした。「ついでにペロリ」では、ねこが、鍋とおばあさんを呑みこんでしまうところで、「ええーっ」と驚きの声があちこちで上がったので、これは、ずっと楽しんでくれるだろうと思ったのだが、そのあとは静かに聞いていることが多かった。途中で「まだ食べるの?」との声が少し。このお話は、一緒に唱えて見たり、ネコが「食ってやる」といってぺろりと飲み込むたびに、歓声を上げたりと、いろいろな楽しみ方があるのだが、まだ聞きなれていないこの園の子たちは、そうした楽しみまでは行けなかったのかもしれない。
 初めてストーリーテリングを聞いてくださった先生は、子どもたちがずっと静かに聞いているので驚いていらっしゃった。ということは、子どもたちに心に何か届くものがあっただろうか? そうでありますように。

I南小学校 朝の読み聞かせ 3年3組 楽しんでくれてありがとう

 昨日、朝のお話会。教室にいくとすでに、床に座って、並んで待っていてくれた。先生がお二人いて、「今日は調子悪い子が二人いけれど気になさらずに……」と。なるほど、ふたりは、少し離れた後の椅子席にいる。でも、ちゃんと静かに座っているので、安心して始めた。

プログラム
 おはなし 頭に柿の木 日本の昔話
 絵本 ひゃくにんのおとうさん (こどものとも世界昔ばなしの旅2) 譚小勇・天野祐吉再話 譚小勇絵 福音館書店
 絵本 かげええほん こんどうりょうへい作 かきのきはらまさひろ構成 やまもとなおあき写真 こどものとも 2016年 01月号 [雑誌] 福音館書店

 本当は「おんちょろちょろ」を語るつもりでいたのだけれど、前の日に、近所の柿の木があまりにたわわに実っていて、熟し柿がいくつか落ちていたので、やっぱり今の季節はこれだと「頭に柿の木」にした。子どもたちは、意外にもお話を知らなかったようで、とても面白がって聞いてくれた。後の椅子席の二人も、聞き耳をたてて笑ったりしている。ああ、このお話を選んでよかったと思った。後半、私がちょっと言葉に詰まって滑らかに語らなかったので、笑いが沈んだ気がした。やはり、こういう大ぼら話は、つらつらーと語らなければならない。『ひゃくにんのおとうさん (こどものとも世界昔ばなしの旅2)』も喜んでくれた。さすが3年生となると、オチがわかって、口に出して言う子もいるのだが、それでも、絵で100人のお父さんがでてくると、楽しくてたまらない様子だった。『かげええほん』は、何人の人がどんなふうに影を作っているか、予想してもらいながら読んだ。影絵遊び、クラスのお友達とで、やってもらえるといいなあと思う。終わると「ああー、おもしろかった」と行ってくれる子がいていい気持ちにせてもらった。ありがとう。

    

10月のK図書館分館おはなし会 好奇心、吸収力いっぱい

10月のK図書館分館おはなし会

 朝になって雨が止んだ。近くの幼稚園は運動会の予定だったけれど、運動場の状態が悪くて中止になった。雨が止んだから家族でお出かけしたのだろうか、図書館に来たのは、年長のKくんだけだった。

プログラム
 わらべうたであてっこ どんぐりころちゃん *
 絵本 かいじゅうのこんだて (わははは!ことばあそびブック) 中川ひろたか 文村上康成絵 PHP研究所
 紙芝居 しろいからす 上地ちづ子脚本 福田庄助画 童心社
 絵本  どんぐりころころ (しぜんにタッチ!) 大久保茂徳 片野隆司写真 ひさかたチャイルド * 
 絵本 がたぴしくん (PHPわたしのえほん) たしろちさと作 PHP研究所 *
 エプロンシアター ねずみのすもう

 Kくんは、たいへんなお話好きで、いつも、体全体でお話を聞いている。今日も、とてもよく聞いて、驚いたり、笑ったり、集中してじっとしたり……Kくんのお話もたくさんしてくれた。
 紙芝居『しろいからす』ではカラスの愚かな行動を、興味深々で聞いていた。『どんぐりころころ (しぜんにタッチ!)』は、いろいろなどんぐりの種類を見て、「これとこれとこれ」は見たことがあると教えてくれた。『がたぴしくん (PHPわたしのえほん)』は、どうやら園で昨年読んでもらった様子。しっかりあらすじを覚えていたが、他にK君に向くような本を持っていなかったので、「もう一回聞いてね」といって読んだ。途中で、「(バスが)でも、動くんだよー」と嬉しそうに声をあげた。
 エプロンシアターでは、やせたねずみを演者がだすと「やせてるねー」。そのねずみが太ると「太った」と、ぴったりの反応をしていた。
 おはなし会が終わってからも、Kくんは、カブトムシが家で何匹も幼虫になったことや、ヘラクレスオオカブトがどんな角をもっているかを、両手を使って教えてくれた。前は列車に夢中だったけれど、いまは昆虫かな? ああ本当に好奇心、吸収力いっぱいの5歳児。どんどん成長してほしい。次の会えるのが楽しみ!

    

雨の日のお昼休みのおはなし会 3回目 子どもたちは面白い本を知っている

 2学期になって初めての雨の日。昨日から急に寒くなってきたので、子どもたちは雨の日は寒いらしく、小さな部屋に「あったかーい」と言いながら飛び込んでくる。ほとんどが1年生だ。でも、みんな元気が有り余っているようで、とても静かに聴けない。何人かはほんとにおはなし好きらしく「静かにして~」と言って、絵本の前で耳を澄ますのだが……。

読んだ本
 うし 内田麟太郎詩 高畠純絵 アリス館
 どんぐりころころ (しぜんにタッチ!) 大久保茂徳 片野隆司写真 ひさかたチャイルド   たぬきがいっぱい (フレーベル館復刊絵本セレクション) さとうわきこ作 フレーベル館
 そよそよとかぜがふいている 長新太作 復刊ドットコム
 ひゃくにんのおとうさん (こどものとも世界昔ばなしの旅2) 譚小勇・天野祐吉再話  譚小勇絵 福音館書店

 まず『うし』はよかった。何がおかしいだか、牛が出てくるたびに大笑い。しかし、それでハイテンションになってしまったか、そのあとは走り回るは叫ぶはの大騒ぎ。私がいくら「お話の聞けない子は外へ」といっても、まったく聞かない。私の声も通らない。ほとほと困った。ところが最後に『ひゃくにんのおとうさん (こどものとも世界昔ばなしの旅2)』を読むと、騒いでいた子たちが出て行って、残った子たちがしーんと聞き入った。えっ?えっ? どういうこと? こうしたことは、雨の日のお話会では、しばしば経験する。ストーリーがしっかりしていて、その展開がおもしろいお話。子どもたちは、面白いものをちゃんと知っているのだ。  

    

   

K図書館本館 ストーリーテリングによるおはなし会 おはなしは楽しむもの

 K図書館本館では、第5週土曜日をストーリーテリングが担当。不定期なので、ストーリーテリングと知ってくる子は少なく、図書館にいる子たちを誘ってのお話会となる。今日は運よく5組の親子が来てくれて、しかも、子どもたちはみな年中さんにり上ぐらいの科トーリーテリングによい年齢だ。

プログラム
 おはなし ニひきのよくばり子グマ ハンガリーの昔話
 手遊び どんぐりころちゃん *
 おはなし おんちょろちょろ 日本の昔話 *
 手遊び 頭のうえでポン
 おはなし ミアッカどん イギリスの昔話

 ストーリーテリングは初めての子たちばかりなこともあって、全員がしゅっと集中して聞くという感じではなかったが、ほどほどに聞いている。私の「おんちょろちょろ」も、この前、幼稚園でやったように楽しそうには聞いてくれなかった。このお話が理解できるのは小学生以上だと思うから仕方がないが……。おもしろかったのは、0歳の赤ちゃんが、じっとみつめて聞いていてくれたこと。きっと、リズムが面白かったのだろう。
 最後の「ミアッカどん」は、小学生の子たちがよく聞いていた。

 図書館でのお話会は小さな子が多いので今年は、短いおはなしをして、お話を知ってもらい、手遊びをたっぷりして楽しんでもらうことにしている。そもそもおはなしは楽しむためのものだと思うからだ。そのなかで、おはなしおもしろかった―と思ってもらえれば、幸せだ。

9月のおはなし広場 秋晴れ まだまだ暑い

 夏休みが終わって初めてのおはなし広場。天気がよくて、ちょっと暑いけれど、秋らしくからっとして爽やかだ。運動会の練習が始まって、1年生たちは整列がますます上手になった。2クラスが8列にきれいに並んで聞いてくれた。

プログラム
 大型絵本 おばけパーティ ジャック・デュケノア作 おおさわあきら訳 ほるぷ出版
 おはなし エパミナンダス ブライアント作
 絵本 どうしてちがでるの? ソ・ボヒョン文 田島征三絵 おおたけきよみ訳 光村教育図書 *
 絵本 おつきみ どろぼう (ワンダーおはなし絵本) ねぎしれいこ文 花之内雅吉絵 世界文化社 
 紙芝居 へっこきよめ (日本のユーモア民話) 香山美子脚本 川端誠画 教育画劇 *
 絵本 こぞうさんのおきょう 新美南吉文 鈴木靖将絵 新樹社

 運動会の練習で疲れているのか、成果がでたのか、反応がいつもより少しおとなしめだ。『おばけパーティ』では、はじめしーんとして見ていて、後半のおばけたちが透明になるところでようやく声や笑いが出るようになった。「エパミナンダス」も、前半は静か。犬のあたりから話の内容がわかって笑い出した。最後のおちは「ええーっ」という子も。運動会で転ぶことも多いだろうと思って『どうしてちがでるの?』。血が出て、かさぶたができて治る仕組みは興味があるのだろう。よく聞いていた。『おつきみ どろぼう (ワンダーおはなし絵本)』のあと、疲れたようだったので、背伸びの運動をしてから紙芝居『へっこきよめ (日本のユーモア民話)』へ。ブ、プ、プーッの豪快なおならとともに起こる出来事を笑いながら見てくれた。読み終わると「本当におならでそんなことできるの?」という声。ふふっ、やってみて。時間が余ったので『こぞうさんのおきょう』。お経は今の子たちには、あまりなじみがないだろうか? たくさんお話があって、少し疲れたみたいだった。

   

  

I幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 おしまいは和気藹々と

 この園は今年度2回目だけれど、私が行くのは初めて。子どもたちはわたしの顔を見て、「前来た人と違う」とちゃんと覚えているようだ。2クラス40人が3列にきちんと並んで聞いてくれた。

プログラム
 手遊び 頭に帽子、目にめがね *
 おはなし おんちょろちょろ 日本の昔話 *
 おはなし 屋根がチーズでできた家 スウェーデンの昔話
 手遊び ぐーんとのびてぐるぐるぐる
 おはなし おいしいよ どうぞ 『ねずみのはなし (おやすみのまえに)』より さとうわきこ作

 わたしは一番最初の「おんちょろちょろ」を語った。このお話は子どもたちの前で初めて語る。瀬田貞二さんの『さてさて、きょうのおはなしは・・・・・・ (福音館の単行本)』のお話で、「ねずみ経」や「おんちょろ経」でよく知られている。年長さんでは、ストーリーをきちんとおって面白さが理解できるかどうか不安だった。でも、「おんちょろちょろ……」というめちゃくちゃなお経を楽しんでもらえればいいと思って語った。お経の部分は、みんなにこにこ笑って楽しそうに聞いている。でも、何人かは、ストーリーがわかっているようで、泥棒がお経でびっくりするところを笑っている。うわあ、すごいなと思った。
 次の「屋根がチーズでできた家」は、お話をよく聞いてい子とついていけない子の間に差ができてしまった。よく聞いている子は入り込んでいるのに対して、そうでない子は体がぐらぐら揺れてしまう。
 全員がよく聞けたのかが、「おいしいよ、どうぞ」。ねずみ、ねこ、きつね……ぞうと大きくなる順に食べて行って、最後にみんなでてくるという短いお話。リズムを楽しみ、最後にはみんなで大笑いしていた。和気あいあいとして終えられて、よかった。
 

      

朝の読み聞かせ 2年1組 リベーーーンジ!のホットケーキ

 4月に大失敗した「ホットケーキ」。同じ2年生の隣のクラスで語る機会をもらったので、最悪の記憶を払拭したいと、再挑戦した。

プログラム
 絵本 はぐ (幼児絵本シリーズ) 佐々木マキ作 福音館書店
 おはなし ホットケーキ ノルウェーの昔話

はぐ (幼児絵本シリーズ)』は、いろいろな動物や人が「はぐ」していく、ユーモラスだけれど心がぽっとあたたかくなる絵本。でも、なんだか今日の子どもたちは、「キモイッ」とか「恥ずかしい~」とか、なんか違う方面で喜んでしまった。気を取り直してお話へ。前回の失敗を踏まえて、言葉だげてなく、きちんとお話を把握しながら語っていった。お話でも、「やばい、ホットケーキがしゃべった!」と言い出したり、肝心のおもしい言葉を言うところで、突然大声をだしてふざけて他の子の注意をひいたりする子がいて、なんかお話と違うところで喜んでいる感じがした。それでも、積み重ね話がだんだん進むと新しい言葉を楽しみにしてくれる子が増えてきた。ラストに「かわいそうに、もうホットケーキは先へは進めません……」のくだりで大笑いに。は~っ、なんとか、前回の失敗をリベンジできたかな。

            

Sキッズクラブ 3、4年生 ストーリーテリングによるおはなし会 継続の成果

 3、4年生だけ、別室に集まってもらった。もう顔なじみの子たちだ。「おはなしいやだー」といつも言う子は、今日も同じように駄々をこねるのだが、おはなしが始まると、それなりに聞いているのが、まだまだかわいらしい。

プログラム
 やせたメンドリ イタリアの昔話 *
 糠福と米福 日本の昔話

 私は1話目の「やせたメンドリ」を語った。子どもたちは、メンドリがいったいどうなるんだろうと聞いているが、最後にメンドリがキツネを巧みにだまして追い払うと、友だちと顔を見合わせて笑っている。「糠福と米福」は14分と長いのだが。前半の糠福が、継母にいじめられるところから、惹きつけられてじっーっと聞いていた。女の子が主人公だけれど、男の子もよく聞いていた。
 話が終わると、とたんに、ぐたっとなったり、立ち上がって本を見に来たり。それなのに、お話のときは静かにしていると、先生も驚いていらっしゃった。この子たちはたぶん1年生から定期的にお話を聞いてくれている。継続することで、お話が好きになってくれていると嬉しい。

9月のK図書館分館おはなし会 知っていても、おもしろし本はやっぱりおもしろい

 からっとした晴天。一気に秋がきたなと思う。図書館に来てくれたのは、5歳の女の子ひとりと、小学校1年生と4歳くらいの兄弟。3人1列に並んで聞いてくれた。

プログラム
 わらべうたであてっこ どんぐりころちゃん *
 絵本 でも だいじょうぶ! ジェフ・マック作 石津ちひろ訳 パイ ンターナショナル
 紙芝居 のんびりきょうりゅうのんのん―子育て恐竜マイアサウラのおはなし (ふしぎなきょうりゅうのせかい) 田中秀幸脚本 中村美佐子画・教育画劇
 手遊び あげたりさげたり *
 絵本 うし 内田麟太郎詩 高畠純絵 アリス館 *
 絵本 11ぴきのねこふくろのなか 馬場のぼる作 こぐま社 *
 紙芝居 へっこきよめ (日本のユーモア民話) 香山美子脚本 川端誠画 教育画劇 *

 先日の雨のあと、まだ青いどんぐりが葉ごと落ちていたので、それを見せてから「どんぐりころちゃん」で、どちらの手に隠したかのあてっこをした。わたしはそれほど巧妙にできないのでバレバレだと思ったが、意外に当てられなかった。
でも だいじょうぶ! 』は、絵を読む部分が大きい。読み手が説明を加えながら読んだので、楽しめたようだ。『うし』は、言葉遊びにもなっている詩。牛が出てくるたびに、子どもたちは「うしばっかり」。最後の落ちは、よくわからなかったようだ。『11ぴきのねこふくろのなか』と『へっこきよめ (日本のユーモア民話)』は、1年生のお兄ちゃんが「知っている!」といったのだが、「読んでもいい?」と聞くと「いい」というので読ませてもらった。両方とも、知ってはいてもやっぱり面白いから、よく聞いてくれた。
 新しい本で面白いものをと、さがしてはいるものの、なかなか見つけられない、このごろ。努力が足りないのか、自分の感性が古くなったのか……。
 

    

D保育園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 2回目 もうひとつお話して

 前回お休みの子が今日はいるというので、一応、言葉だけのおはなしだと説明してから始めた。ひとり外国籍の子が、立ち上がって歩き回ったりしている。分らない言葉のお話を聞かされるなんて、その子にしてみればとんでもなくつまらないこと。でも、こちらは語るしかないので、そのまま気にしないようにして語った。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし なら梨とり 日本の昔話 *
 手遊び どんぐりころちゃん *
 おはなし おばあさんとブタ イギリスの昔話
 おしまいのうた ろうそくぱっ

「なら梨とり」は、多くの子がとにかくよく聞いていた。それでわたしも、気持ちよく語ることができた。語り終わって、少し時間をおいて「おしまい」というと「ありがとうございました」という。どのくらいわかったのだろう? おもしろかっただろうか? ききたいところだが、がまんがまん。次の「おばあさんとブタ」の前に小さな虫を一人の子が捕まえるハプニングが。でも、その子はそっと、外に出しにいってくれて、他の子どもたちも、それを静かに待っていて、お話が始まった。これまた、よく聞いている感じだ。語り終わると、「もうひとつお話して」と嬉しい言葉。相方が「また、今度ね」といって、おしまいにした。こういうときのためにおまけばなしを用意しておいた方がいいだろうか

8月のひよこちゃん 赤ちゃんは、はくしゅが大好き

 昨日のひよこちゃん。図書館には園児や小学生の子が何人かいたので、赤ちゃんより大きい子向けのおはなし会?と思ったが、結局お話の部屋に来てくれたのは、1歳さんの親子が3組で、大きな子は年長さんのお姉ちゃんがひとりだった。みんな初めての子たちばかりだ。

プログラム
 わらべうた くまさんくまさん *
       お茶を飲みに来てください *
 絵本 ひよこ (語りかけ絵本) こがようこ作 大日本図書
 絵本 たまらんちゃん つぼいじゅり作 金の星社
 手遊び たまごをぽーんとわりまして
 絵本 ひとつずつ 八木宜子文 長新太絵 絵本塾出版
 わらべうた じーじーばー
       にぎりぱっちり
       ももやももや
 絵本 だれかな?だれかな? (はなしかけえほん) とよたかずひこ アリス館
 紙芝居 こぶたのおひるね (年少向けおひさまこんにちは) 森山京文 国松エリカ画 童心社
 紙芝居 こっぷくんとすぷーんぼうや (0・1・2かみしばいみんなにこにこ) 梅田夕海絵 教育画劇

 1歳の子たちは場馴れしていないせいもあるだろう。おかあさんのおひざで小さくなってたり、あちこち歩き回ったり。でも、わらべうたのときは、じっと見てくれる。ただ恥ずかしがりやさんは、「くまさんくまさん」で近づいて行ったりすると、身を固くする。そんな子にはあまり近づきすぎないようにした。「じーじーばー」は、どの子も喜んだが、「ももやももや」のとき、ハンカチのひらひらを嫌がる子がいた。子どもの個性があるし、その時々のご機嫌もある。おかあさんに「またご機嫌のときにやってみてね」と伝えた。
 絵本では、年長のお姉ちゃんが反応してくれるので、とてもやりやすいし、お母さん方もにこにこ笑って聞いてくれた。『たまらんちゃん』、『ひとつずつ』は、どのくらい1歳児さんに分かったかわからないけれど、じーっと見てくれた。でも、なんといっても楽しん゛てくれたのは『だれかな?だれかな? (はなしかけえほん)』。パチパチパチと拍手するのが、赤ちゃんは大好きだ。

     

Dキッズクラブ 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 焦りに焦る。

 夏休みのDキッズクラブのストーリーテリング。ここも、1、2年生と3年生以上に分かれて。親たちのお盆休みが終わったころのせいか、今日はいつもより人数が少ないとのこと。それでも、1、2年生約15名、3年生以上約25名は大所帯。3年生以上は、近くの公民館に移動してもらった。

プログラム
 死神の名付け親 グリムの昔話
 カメの笛 ブラジルの昔話 *
 手遊び きびだんご
 うそばなし千両 日本の昔話
 
 私は3年生以上の担当で1つ目のおはなし。ところが、プログラムなどの小道具を私が持っていたので、まず1、2年生のところのいる建物へ行き、それから公民館にいくと、なんと、もう2つ目のお話をしているではないか。自分が遅くなっている認識がないので、本当にびっくりした。仕方ないので、1つ目が終わってから、のこのことでていって、プログラムを立てかけ、そして語った。でも、そんなときは、やっぱり気持ちが落ち着かないので集中できず、あちこちでしくじりを。なんとかつくろて語ったものの、自分としては本当に不満足。プログラムとしても、かえって語らない方がよかったのではないかと悔やむことしきりだった。でも、そのあとの語り手が手遊びをして、軽やかに語って笑いをさそい、助けてくれた。ありがとうございます。

 どうやら、時間より早く公民館に集まって座ってしまったので、はじめないではいられなかったとのこと。そもそも、プログラムを持っている私が早めにいって、みんなを待っていればよかったのだ。それをしなかった自分が甘かった。今年の夏は、本当に時間を間違えたHキッズと今回のDキッズで2回も遅刻してしまった。大いに反省した。つねに集合時間より前にいって待っている。そんな習慣にしなくては、また他の人に迷惑をかけてしまうし、語りも無茶苦茶になる。

Kキッズクラブ 夏休みのおはなし会 はじめての2本だて

 今年から、Kキッズクラブでも長期休みにお話をさせていただけることになった。1~4年生だが、人数が多いので、1、2年と3、4年に分けて行うことに。ふたりグループで動いている「ぽぴんず」で、2本立ては、はじめての経験だ。

まずは1、2年から。人数は30人強。

プログラム
 二ひきのよくばり子グマ ハンガリーの昔話
 わらべうた いちじくにんじん *
 七わのからす グリムの昔話 *

 座るまでは、わいわいと言っていたのだが、おはなしがはじまると、しっかり聞きだした。ひとつめのお話が終わると、しばらくしーん。チーズをキツネに騙されてまんまと食べられてしまうラストが腑に落ちなかったのだろうか。いちじくにんじんの手遊びはHキッズクラブと同じもの。なぜだろう、ここの子たちは、結構上手にやった。わたしのやり方も上達したのかもしれない。
「七わのからす」も、ときどきだれるものの、肝心なときになると、みんながぴっと止まって、真剣に聞いている。でも、ああー、いちばんのクライマックスで、お迎えの人がきてしまった。私は気をそらさずに頑張って語ったけれど、子どもたちの緊張感が緩んでしまった。それでも、また戻ってきて、カラスが人間にもどると、はーっとため息をつく子がいて、しっかり聞いてくれたのだと思った。

同じ部屋で、子どもたちが入れ替わって、つぎは3、4年。16人程度。大きい子たちはやはり、テレみたいなものがあるだろうか、隅に固まってすわったりするものだから、おばさんたちがやりにくいからと言って、中央に集まってもらう。

プロクラム
 サルのきも タイの昔話 *
 わらべうた いちじくにんじん *
 かえるの王さま グリムの昔話

 わたしは、前半を担当。子どもたちはよく聞いていた。途中で「あ、肝について話すのを忘れちゃった」と気づいた。このおはなしは肝の意味が分からないと面白さがわからないのだ。でも、いまさらどうしようもなく、最後まで語った。先生たちはにこにこと笑っている。語り終わって、「肝ってわかる?」というと、案の定「わからない」との答え。「大事な内臓なんだよ」といったけれど、お話の意味わかったかなあ。失敗失敗。それでもイチジクをたべてワニの奥さんの病気が治ったところで「ええー」と驚きの声を上げる子がいたから、ある程度わかってくれたかもしれない。
 手遊びは「1、2年でもやったけれど、3、4年はもっと上手にできるよね」といったせいか、一生懸命やってくれた。そして、やっぱり上手で、リズミカルに続けてやることができた。
「かえるの王さま」は、相方が今年の夏、何度も語ってくれた。もうすっかりものになっていて、お姫様の気持ちがよく伝わってくる。最後の忠臣ハインリヒのくだりも語った。聞いていて、ああ、ここで場面ががらりと変わるのだと、今日はっきり、感じられた。ただ相方によると、子どもはついてこないので、速めに語ってしまったとのこと。5、6年、あるいは中学生以上ならと思う。

 初めてなのに、こんなによく聞いてくれて嬉しかった。次は春休み。何を語ろう。

Hキッズクラブ 夏休みのおはなし会 遅刻してごめんなさい

 台風が午後からくるという今日のおはなし会。このあたりは風がでてきて、ときどき雨がパラパラっと降るものの、まだ穏やかだ。10時半開始のつもりで、10時ごろ家で準備をしながらキッズクラブは休みになったりしていないよねと思っていると、相方から電話が……おお、と思ったらなんと開始時間は10時からだという。なんと時間を30分遅れて間違えて思い込んでいたのだ。大慌てで、でかけて10分遅刻。相方は手遊びをしおまけのお話として「ついでにペロリ」を語ったいう。ああ、なんといこと!! ろうそくや、プログラムなど、私がみんな持っていたので、そこから準備をして、はい、ここから始まります!ということになった。

プログラム
 おばけ学校の三人の生徒 松岡享子作 *
 わらべうた いちじく にんじん *
 かえるの王さま グリムの昔話

 最初のうちは、なんだか、気がせいていて、言い間違えをしたりしたのだが、子どもたちが面白そうに聞いてくれるので、こちらもだんだん落ち着いて、調子よく語れた。このプログラムが今年は3回目だということもあるのだろう。とにかくお話が自分の中から出てくる感じだ。最後驚かすところも、今日は巧くいった。しめしめと思う。
 相方の「かえるの王さま」も、しっかり語れていた。子どもたちがよく聞けているので、最後のハインリヒの部分も削らずに語ったが、子どもたちはついてきた。

 おはなし会は巧くいったのに、自分が時間を間違えたことで、私はなんだかもやもやしている。なんで思い込んじゃったんだろう。なんで確認しなかったんだろうと後悔することしきりだ。キッズクラブの先生も、子どもたちも、相方も、あたたかく許してくれた。ほんとうにごめんなさい。そして、ありがとうございます。
 もう絶対に間違えません! って、またやるんかなあ。

8月のK図書館分館おはなし会 ひとりの聞き手

 昨日のおはなし会。夏休みでみなどこかに出かけたのだろうか? 年長のKくんがひとり来てくれた。Kくんは、いつもとってもよく聞いてくれるから、読み手の方も張り切れる。

プログラム
 おはなし くらーいくらーい家 (『五分間で語れるお話―もっと聞かせて!短いお話48編』より)
 絵本 ぼちぼちいこか マイク・セイラー文 ロバート・グロスマン絵 今江祥智訳 偕成社
 紙芝居 ピッカリくん―星は、どうして夜しか見えないの? (はてななぜかしら) 塩田守男作 教育画劇 *
 絵本 かかかかか 五味太郎 偕成社*
 絵本 ぼく、あぶらぜみ (かがくのとも絵本) 得田之久文 たかはしきよし絵 福音館書店 *
 絵本 ひゃくにんのおとうさん (こどものとも世界昔ばなしの旅2)  譚小勇・天野祐吉文  譚小勇 絵 福音館書店 *
 エプロンシアター 3匹のヤギのガラガラドン

 最初のおはなしは初めてやってみた。Kくんは最初いっしょに手遊びをしていたのだが、途中から怖くなったみたいでやめてしまった。「くらーいくらーい」の繰り返しは怖いのかもしれない。一転して『ぼちぼちいこか』では、「ぜんぜんだめだよ」とカバにつっこみを入れ、、けらけら笑いながら見ていた。『かかかかか』は、ちょっと意味を計りかねたようだ。小学生向けかなあ。先週あたりからはとてもセミが元気なので『ぼく、あぶらぜみ (かがくのとも絵本)』を。アブラゼミが5年も土の中にいると知ると、「5歳なの?」と自分と比べていた。最後の『ひゃくにんのおとうさん (こどものとも世界昔ばなしの旅2)』は、話の流れがちゃんとわかったようで、おとうさんが100人出てくると大笑いしていた。
 エプロンシアターでは、トロルが怖いようで、演じ手がトロルを出すたびにじりじりと後ろへ下がっていく。終わってから、トロルがでてきたらざうする?と演じ手画聞くと、頭をイノシシみたいに下げて向かっていくとたくましい。
 たったひとりの聞き手だけれど、おばさんたち3人はとっても楽しい思いができました。ありがとう! Kくん!!

   

  

Sキッズクラブ 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 水分の準備をお忘れなく

 夏休みのキッズクラブは、1、2年生と3年生以上に分けて。私は3年生以上の担当。今年はキッズクラブの希望者が多かったので、4、5年生の受け入れはなかったとのこと。そのせいか人数が20人程度で、落ち着いた雰囲気だった。

プログラム
 馬のたまご 日本の昔話
 王子さまの耳は、ロバの耳 ポルトガルの昔話 *
 金の髪 コルシカの昔話

 わたしは、先週の図書館にひきつづいて「王子さまの耳は、ロバの耳」を語った。「王さまの耳はロバの耳」は知っている?ときくと、知らないと答えられて、びっくりした。語りだすと、びっくりするほどよく聞いていた。どうやら、よくきいてもらえる話らしい。ただ、わたしは歌のところで乗りすぎちゃって、最後の大事なところで息切れ。力を加減しなければならないと実感した。
「金の髪」は、語る前に語り手が手遊びをした。子どもたちはそれで、少しリラックスし過ぎてしまって、お話のはじめのうちは、壁際に動いたりしていた。でも、次第に面白いお話だと分かってきたのだろう。だんだん前ににじり寄ってきて聞いていた。
ところが、いちばんのクライマックスで、語り手に異変が……。エアコンで空気が乾燥しているせいだろう。せき込み始めてしまったのだ。すぐにでもお茶で喉をうるわせてあげたいところだが、あいにく準備していなくて、語ってはとまり、語ってはとまりで何とか終えることができた。語り手はとても悔しがっていた。その気持ち、とってもわかる。もう一度どこかで語ってほしい。
 それにしても、喉は命。水分をかならず持っていなくちゃ。
 

K図書館本館 ストーリーテリングによるおはなし会 小学生歓迎!

 つい先日小学生向けにおはなし会をしたのと同じ場所でのおはなし会。今日は幼児からを対象にしていたけれど、なんと小学生がたくさん来てくれた。全部で子ども11名と大人5名で、幼児はたった2人だ。なんで前回の小学生向けのときに来てくれないの!! でも、もちろん今日来てくれたのは大歓迎。嬉しい。

プログラム
 おはなし 若返りの水 日本の昔話
 手遊び のっぽのにいさんこっつんこ *
 おはなし 王子さまの耳は、ロバの耳 ポルトガルの昔話 *
 手遊び きびだんご
 おはなし エパミナンダス

 さすが大きい子が多いと、静かによくきいてれる。「若返りの水」では、最後のおちがわかって、にこっとしている。私が語った「王子さまの耳は、ロバの耳」も、よく聞いてくれた。おそらく前半はほとんどの子が知らないので、興味を持って聞いてくれたと思う。王子のさいごの言葉も、真剣に聞いていた。最後の「エパミナンダス」は大爆笑が起こり、語り手ものりのりだった。
 次回も、どうかどうか、大きな子が来てくれますように。

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